午後、函館港にクルーズ客船“コスタ・セレーナ”(114,261㌧)が入港した...。函館港
に入港する今年最初、しかも真冬に入港するのも初めてとあっては出迎えなきゃと、先ずは
船見町の高台から緑の島へと車を走らせる。立春寒波の影響で白波が立ち吹雪模様の函館湾
から港内に向かうが、港口に差し掛かると一段と激しい横殴りの雪に “コスタ・セレーナ” は
「嫌々!!」とでも言いたげにUターンをし始める。緑の島で出迎えるカメラマンたちも、摩
周丸の雪で霞む姿を見て「大丈夫かなあ」と、心配しながらファインダーを覗いている..
生憎の天候に、風や波の状況を確認しながら待機しているようで、ここで撤退...。“コ
スタ・セレーナ”は、韓国・釜山港を出港し日本海を約40時間かけて北上しての函館入港
で、乗客はほぼ韓国人で約2千人が乗船、今夜10時小樽港に向けて出港し札幌雪まつり見
学をして戻るという。ところで、“コスタ・セレーナ”は2時間遅れで着岸、吹雪の中を乗客
の皆さんは市内観光に出掛けたようだが、今度は函館の冬晴れの時に来て欲しいなあ...
( 無事、若松ふ頭に着岸した“コスタ・セレーナ”の船夜景 )
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)