道路脇の雪も消え、気温も上がっていよいよドライブシーズン...。と、いうわけでもないが、
久し振りに大沼公園に向けて車を走らせた。大沼の湖面の氷は白から黒に変わり、ところに
よっては水面も顔を見せており、大沼は春に向かって一直線...、間もなく氷も溶け湖明け
も近そうだ。湖の奥の方から、時折「クワックワッ」と“オオハクチョウ”の鳴き声が聞こえる...
鳴き声のする宿野辺川河口付近の湖面のあちこちに20~30羽ほどの群れを見ることが出
来、その数200羽、いや300羽は超えているかも知れない。“オオハクチョウ”は東北や関東
の湖沼で越冬し、春のこの時期に道内各地で羽を休めながらシベリア方面に渡るという...。
陽が高くなると「グウア、グウア...」と大きな鳴き声ととも10~20羽ほどの群れつくりながら
次から次と飛び立ち、大沼の上空駒ヶ岳を背に一回りして生息地シベリアへ向けて姿を消す..