( 12/01 撮影 )
函館博物館郷土資料館として活用されている「旧金森洋物店」..。明治13年(1880)12月1日
に現在の建物で「金森洋物店」として営業を開始したことを祝い、“旧金森洋物館開店記念祭”が行
われ足を運んできた。「金森洋物店」は、明治期の函館の経済や教育、医療の発展に私財を投じて
尽力した「函館四天王」の一人渡邉熊四郎が開業、何度かの大火で店舗を失い現在の場所に移転後
も周囲が大火で焼失する中、難を逃れて現在郷土資料館として明治の繁栄を今に伝えている...
144回目の誕生日を祝しての、毎年恒例の“旧金森洋物館開店記念祭”..。イベントは、Mr.トミー
さんの華麗なマジック、会場を笑いに包む巧みな話術と人を騙すテクニックを堪能、続いての講釈
師、夢形師匠さんは「旧金森洋物店開店の顛末」を演目に、店舗を大火で失いながらも市民の後押
しを力に再起を図り、函館の街を築き上げていく渡邉熊四郎の姿を語る講談に引き込まれていた.
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