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読み切り記事
【FalconSAT-3/WiSP32おさらい】FalconSAT-3とWiSPで何をしているかと言いますと、古き良き時代の「無線BBS」を再現しているのです。アメリカのFalconSAT-3という衛星がアマチュアに開放され、ブロードキャストとBBS機能が使えるようになりました。もちろんこの衛星にはデジピーターの機能もありますし、Telemetryも降ろしています◆ブロードキャストとは放送の意味からして一方的にPacketsを降ろすもの、BBSは電子掲示板ですからメッセージを上げ、また読み出すシステムです。WiSPはこれらの機能を使うためのソフトウェアでTelemetryを解読する元となるKissファイルの生成や、デジピーターの記録も保存出来るようになっています。単に「多機能」と言い表すにはあり余る機能が盛り込まれたソフトウェアと言えます◆なぜ今「無線BBS」かと言えば、そこに「FalconSAT-3」という衛星があるからです。前にも記述していますが、このBBS機能を持った衛星は現在FalconSAT-3だけです。過去にGO-32 AO-51最近までHO-68がBBS機能を持っていました。WiSPはWindowsXP時代の産物で、Win10の時代に旨く動くか懸念されていましたが、現状動くことが確認されています。さらにWiSPは、ハードTNCで動かすことを基本に作られていますが、現代はソフトTNCの時代であり、そんな中、ソフトTNCでも動作が確認されています◆WiSPはAMSATが開発したものですが、アメリカ人とうのは「自動」志向が強く「ものぐさ」と言うことではないですが、何かを自動で処理するのが好きな国民性のようです。WiSPには多くの「自動」が盛り込まれています◆FalconSAT-3は今から10年前の2007年3月9日に打ち上げられています。そのころはAO-51とGO-32がBBSが使える衛星として飛んでいましたので、その頃の発想としてもFalconSAT-3にアマチュアのBBS機能が搭載されたものと思います。FalconSAT-3は他の2つのミッションがその目的を達成して終了したので、10年経った時点でアマチュアに開放されたということです◆この衛星へのTryまたWiSPの使い方については、JE9PELさんがHPまたBlogで詳しく解説されていますので、検索の上参照されてください。
【Meteor-M N2】08:45 今日明日、何とか雨は降りそうにないので安心◆10:26のパスとの合成画像、黄海・東シナ海あたりにカルマン渦らしきものが見えます。もうそんな季節か
【FalconSAT-3】19:00 ◆JE9PELさんとJA6PLさんからの当局宛メッセージをPop Upで読み出すことが出来ました。自局宛のメッセージがダウンロード出来るとその瞬間にMessage Viewerが立ち上がり内容を読むことが出来ます(自動 Pop Up) Message Tnx.
【FalconSAT-3】20:39 各局順調にアクセスしていました。メモを取りませんでしたが、JA5BLZ JA6PL JA0CAW JE9PEL JE1CVL各局だったと思います。自分が上げたメッセージもダウンロード出来ないと中身が確認出来ません%のところに「MSG」が付けばダウンロード完了。当局がCAWさんに宛てたメッセージは32%でパーシャルダウンロード(部分的)になっています◆WiSP開発の中心的人物K4KDRスコットさんに敬意を表してメッセージを送ってみました。