●本日午前7時雨4.6℃
【年末のごあいさつ】皆様方には、この一年当ブログを見に来ていただき、誠にありがとうございました。ブログは言わば「日替わりホームページ」ですが、折々に衛星通信の情報発信に努めたつもりでございす。来年もお引き立ての程、お願い申し上げます。年内まだQRVする予定ですが、さしあたり年末にあたって区切りのあいさつといたします。
08:43のSO-50 ■交信JR8LWY(94回目) JE4QGF(12回目) JA6PL(431回目) Tone67.0Hz
08:45のVO-52 ★-1,500Hz◆奥多摩や奥武蔵の山並みがある西低仰角のパスでしたが、仰角2.8度くらいでもアップしてました。
●本日午前7時曇り4.3℃ 雪にはならない寒さ
【CubeSatの確実性④】過去には商用衛星でも失敗はつき物だった。今は成功が当たり前でしょう。CubeSatは成功率が低いからこそ、打ち上げ直後の成功か否かの第一報として「最初の信号を捉える」ことに醍醐味がある。そこがかなりインパクトのある面白さだと思っている。いずれにしても商用衛星のように「打ち上げれば必ず成功する」CubeSatの時代は必ずくると信じてやまない(この項終わり)
【2012年の月別衛星概況】「12月」
12月 1日 FITSAT5.84GHz受信成功AMSATドイツチーム
12月 2日 FITSAT放出直後の完全画像取得成功
12月 9日 22年前の衛星LO-19信号受信情報
12月12日 FITSAT LED点灯双眼鏡で観測(天文家)
12月12日 北朝鮮テポドン2号改良型ミサイル発射
12月14日 FITSAT LED点灯動画撮影 富山天文台
12月16日 CSSWE Telemetry再送出
12月24日 FITSAT XMasイブLED点灯月明かりで中止
12月 AO-27停波のまま たぶん復旧しない
12月 FO-29 VO-52 SO-50使える状態
12月 AO-7 A/Bモードとも使える状態
12月 ISS Digipeater ON~OFF
【世相】
12月 2日 中央道笹子トンネル天井崩落事故9人死亡
12月 5日 歌舞伎俳優中村勘三郎さん逝く
12月16日 衆議院議員総選挙 自民党圧勝
◆今日を含めてあと3日、少し早いですが12月分をまとめました。1年分のテキストファイルをアップします。保存してから開かないとWebブラウザが閉じてしまいます「あの時、あの衛星はどうだった」を思い起こす時便利です。多少私事、世相も入っています。転用自由
08:14のSO-50 ■交信JA8FY JA6PL JH6JUZ Tone67.0Hz
☆☆☆
●本日午前7時曇り-1.4℃ 暮れも押し詰まりました
07:46のSO-50 ■交信JA6PL(八幡西区) JF1PTU(稲城市) JH6JUZ(豊後大野市)◆Tone67.0Hz◆九州は雨が降り始めているとのこと。関東も夕方にかけて天気が崩れる予報
【CubeSatの確実性③】話は「もとい」です「TechEdSat」もPacketsを降ろしていますので成功。すると3/5になります。これをどう評価するかです。
09:46のFO-29 ★2,460Hz 1局の強力なダウン信号、AGCがかかってしまって、他の局は埋没 憂慮すべき問題です あの局が出てきたらどうしようもない◆下の方でCW JA3PXH JG1BGT
●本日午前7時快晴-0.6℃
08:57のFO-29 ★2,480Hz 良好なパスでした。使える衛星◆FullPowerでアクセスしているとおぼしきDown信号を聞きましたが「日本朱玉の衛星」大事に使いたいものです「言っても直らないでしょう」けど。
08:59のSO-50 ■交信JA4GVA(倉敷市) JF1EUY(宇都宮市) JF1PTU(稲城市) JA8FY(美唄市) Tone67.0Hz◆上がる時は良く上がりますが、時々つっかえました。衛星の姿勢による緩やかなQSBがあり、信号落ち込んでも少しがまんしていると強くなって来ます。
【CubeSatの確実性②】「雷鼓」はアマチュア無線の周波数を使っていないので、情報少なく失敗衛星と思っていました。それでも地球が映った画像を15枚くらい受信したとのことですから、一応成功◆ベトナム期待の星「F-1」はとうとう信号すら聞こえず終い「可哀相」宇宙空間に行くとなぜだめになってしまうのでしょう◆CubeSatも成功例、失敗例あまた。しかし製作段階で余りその教訓は生かされていない?技術交流は、実際には行われていず、開発はそれぞれ独自に進めているのが現状ではないか◆それはそうと、大気圏再突入はお釈迦様の誕生日頃と思っていますが「盛者必滅」次の衛星も生まれますので、それらに期待
【FITSAT-1】20:08 元気でした【WeWish】20:11「FMを出したいのだが出せない」という感じの漏れキャリアーのような信号が聞こえました。ちょっと前は2,400bpsFSKPacketsが変調浅くデコードしにくい信号を送っていましたが、さらに劣化したようです「変調浅い、出したいのに出ない」いずれもバッテリーに問題ありでしょう。復帰は無理か。437.51396MHz
●本日午前7時快晴-1.3℃ 大霜
07:36のVO-52 ■交信(SSB)JA6PL ■Call JH6JUZ ★-1,090 -1,170 -1,750 -1,250Hz◆黄色★印は完全ループを採るためにアップ周波数を補正した数値ですが、-であることと、パス中何回も補正しないと完全ループが採れませんでした。中継器のQRHと見ています◆JH6JUZ局を私とJA6PL局が呼びましたが、応答ありませんでした。
【CubeSatの確実性①】うまく行かなかったCubeSatの批判をしてみても何の進歩にもなりませんので、批判でなく現実を…。去る10月4日の深夜と10月5日未明にISSから放出された5機のCubeSatのうち成功した衛星は幾つでしょう。残念ながら一つ(ともう一つ、都合二つ)◆地上試験ではいずれも問題なく設計どおりに動作していたはずですが、宇宙空間へ行くとうまく行かない「いかに宇宙空間が厳しいか」の証明のようなものです。
●本日午前7時雨2.9℃ お湿りとしては良いが…。
08:06のVO-52 ■交信(SSB)JA6PL JL3WSL ★-1,440Hz
08:19のFO-29 ■交信(SSB)JA0CAW ■Call JA8FY
08:20のSO-50 ■交信JA8FY JA0CAW Tone67.0Hz
【DO-64】08:36のパス 1200bpsBPSK Telemetry Packets受信 145MHz帯ですが、プリアンプを入れてS8くらい振っています。S6くらいまで信号強度が下がると音は明瞭に聞こえていてもデコードしなくなります。ドップラー解除後、デコードさせるために調整した周波数を確認すると145.86659MHzでした。この後10:11のパスでは後半から受信しましたが、信号降りていませんでした。
●本日午前7時快晴-1.0℃ 冬至 ゆず湯
【AMSAT-OSCAR7】「AO-7」打ち上げは1974年11月15日となっていますから、38年もの間宇宙空間にあって、今なお使えるということは正に不死鳥です。交信レポートを見ると現在JA6PL、JA5BLZ、JH1BCL、JA0CAW局ほかがアクティブです。それもSSBでQSOしています◆私はこの衛星を使って49回QSOしていますが、ほとんどCWです。一日おきにA/Bモードが切り替わっているようですが、145MHz帯で上げて、29MHzで降りてきます。USB/USBが特徴です◆Down信号が強く調子の良い時とそうでない時があるようです「調子良い」とは日照に関係あると思われます。太陽がうまく衛星に当たっている時は調子が良いのでしょう。それと宇宙空間から短波帯としての29MHzが電離層を突き抜けて来る訳ですから、単純に考えると衛星の仰角が高い方が減衰が少ないと思われます。また、地上通信でHFのコンディションが良い時は電離層の密度が濃い時ですから「突き抜けにくい」という考察も出来ますが、良く分かりません◆私は29MHz帯の3エレフルサイズ八木を自作し、直下にプリアンプを付け、固定ビーム待ちうけで交信していました。今は降ろして分解してしまってあるのでQRVは無理ですが、DPアンテナで受信をしている局もあるようです「クロスDPを作って受信」を考えています。いずれにしても信号を捉えてみるだけでも価値ある衛星です。なにしろ38年前の衛星ですから。重さ28.8㎏
07:49のVO-52 ■交信(SSB)JA6PL JA0CAW ★-1,230Hz
【DO-64】09:58 Packets received:379 93House keeping frames 10payload frames ◆良好なパスだったと言って良いでしょう。終始強力な1200bpsBPSK信号を降ろしていました。
●本日午前7時快晴3.7℃ 風強し
09:15のFO-29 ■交信(SSB)JA2NLT JA0CAW ■受信(CW)JR8QFG 010102と打っていたから札幌市北区 かなり高速でCQ出してました それほど高速にしなければならない理由があるのだろうか ★2,330~2,360Hz
【DO-64】09:32 仰角の高いパスでしたが、BPSKの信号流れませんでした。漏れキャリアーのような弱いビート音が聞こえました。
◆今日の2mはノイズが多い。冬の、晴れて風の強い日に出るバリバリというような独特の「空電」です。430にはないから不思議です。
【AO-27】13:11のパス 何も聞こえませんでした いよいよこの衛星も終焉か
【音声通信として使える衛星】「2012年12月19日現在」AO-7 FO-29 VO-52 SO-50
【FITSAT-1】LED発光「月明かりで夜空が暗くないので、光らすのは1月7日以降にしたい」ということのようです。
●本日午前7時晴れ6.9℃ 暖かい朝
22:01のFO-29 ■交信(SSB)JE0JDY/2 JN1GKZ ★2,040Hz~2,160Hz 非常に良好なパス◆GKZさんどこかで聞いたCallsignと思ったらCQ誌「衛星通信情報」のコメンテーターの新井さんでした。6回目の交信◆CQ誌は明日発売ですか「2013年ハム手帳」の付録もあるし、買いましょう。
【テポドン】「飛行物体は衛星として機能していない」とアメリカの専門家が言っているようです。やはり衛星開発技術はまだ未熟か。