●本日午前7時曇り12.6℃ 晴れる予報 晴れました。
◆本日の記事「周波数の記述」訂正 4M-LXSの送信周波数は「145.980MHz」でした◆ある記事に書いてあったことをそのまま信じていましたが、改めてこの衛星のWebサイトを確認すると上記周波数が表記してありました。145.980-145.97940(実際に聞こえていた周波数)=0.0006(600Hz)◆←しかし、これだとドップラーをどう考慮したらよいか分かりません。考察が必要になって来ました。
【ひらめきの先に進む】145.990MHzを信じ込んでしまっていたのは不覚でしたが、ひらめきの先に進まなかったのもまた不覚でした◆午前9時半過ぎから信号を探し始めたのですが、どうしても見つかりません。だれか周波数を紹介しいるかもしれないと、Webサイトをあちこち探し歩きました。その時目に留まったのが上の画像です。その時、周波数をチラッと見たのですが「あれっ145.990より低い…」でもその先へ進んで「145.990より低い周波数で受信出きるのかも知れない」と考えなかったのです。完全な見過ごしです。画像の主はアルゼンチンのLU1HKO局。この衛星のWebサイトのBlogに画像で受信の様子を紹介していたのです。そのリグなんとYAESUの「FT-736R」初期の衛星通信に使えるV/Uリグです。地球の裏側にもユニークな人が居ますねぇ。
【4M-LXS】信号受信出来るとは思っていませんでしたが、受信出来ました。ブラジルから受信成功の一報があり、続いてJAではJA0CAW佐藤さんが最初に受信に成功しました。当Blogも連絡をいただき、TLEと周波数を確認。WSJTのモードJT-65Bで合わせると、パラパラとレコードし始めました。
「4M-LXS24oct2014.txt」をダウンロード
【4M-LXS】「信号受信出来ないのではないかと思っていた事」 ①信号が弱いのではないか②TLEが分からない③ドップラー量が分からない④WSJTの不慣れ◆①弱いのは弱いが、かすかに「ピーロピーロ」と可聴出来る強さだった②TLEは公表され、CALSAT32に入れて使うことが出来た③ドップラー量については2~3kHzと聞いていたが、実際は145.990-145.97940=10.6kHz、下だった。JA0CAWさんに教えてもらうまで、捜せなかった④WSJTの使い方については予習をし、理解はしておいた。最終段階ではJA0CAWさんから電話で手ほどきを受け、レコードすることが出来た◆画像は16:47JST現在のLast Messagesですが、2列目がシーケンスで1~5あることが分かります。この時間、信号が受信出来ているということです。
Seque. |
Hz |
|
JT65B TX |
1 |
400 |
|
Call sign |
2 |
420 |
|
Telemetry |
3 |
440 |
|
Global Msg. |
4 |
460 |
|
RAD Data |
5 |
480 |
|
Global Msg. |
◆シーケンスタイプが「1」の時はCallSign「2」の時はTelemetry「3と5」はグローバルメッセージというようになっています。データはリアルタイム(左上「HOME」をクリック)で公開されています。3と5のグローバルメッセージはアスタリスクの羅列になっていますが、実際送出していて、受信者は受信画面で確認出来ます。確かグローバルメッセージを集めるコンテストが組まれていたと思います。それはイコール「どれだけこの衛星を追って信号を受信したか」のコンテストということになります。
◆受信環境 10elementシングル八木(垂直偏波) アンテナ直下型プリアンプ FT-847(内蔵プリアンプON)
◆↓2006年12月16日Blog再掲
【クロス八木】2m用給電部はこんな風になっている。地面を見ただけでも今の時期に撮影したのでないことがわかってしまう。今年(2006年)3月撮影。このアンテナは上げることが出来そうにない■本日午前7時曇り8.3℃寒くない朝