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【XW-1】中国が打ち上げた衛星 ◆21:36のパスで「直線増幅中継器」の試験運用がある模様 VO-52と同じ方式 SSBとCW 帯域は50KHzあるようです 逆ヘテロダインですから「リバースドップラー」を掛けます アップとダウンの周波数の和が581.690MHz アップとダウンの中心周波数はそれぞれ 145.950MHz 435.740MHz これをCALSAT32のSATINFOMATIONに設定して見ます アップLSB ダウンUSB CWはそのまま ◆最近VO-52で復調出来ないSSBを聞きましたが、アップをUSBにしてしまっているのではないかと思いました。
【ループ】さて、リニアトランスポンダーでは「ループを採る」という作業があります。ひとまずドップラーは別に考えます。ループを採ることとドップラーは関係ないからです。145.950LSBで上げて、435.740USBで聞けば、自分の声は聞こえるはずです。でもこれは設計上の問題であって実際は違います。FO-29ではアップを1920Hzくらい、VO-52ではアップを870Hzくらい上へずらすと完全ループが採れます。では、XW-1ではどのくらいでしょうか。上でしょうか、下でしょうか。やってみないと分かりません。
【XW-1】21:37 ■交信(SSB)JH1EKH/1 BD4SY JF2CTY JH1BCL JA5BLZ ★90Hz
◆何とほとんど補正いらず わずかに9Hz 90Hz 145.95009LSBでアップし、435.740USBで聞こえて来たことになります CWは聞こえていませんでした 調子の良い時のFO-29のように背後でうなっているような音が聞こえていました 21:50にOFFになりました◆いつもいろんな情報を提供してもらっているJH1EKH/1坂口さんとこの衛星初めてのQSOになって、たいへん喜んでいます◆軌道が高いのでDuration(滞在時間)が長いという感じです。
【リグの周波数設定】 FT-847 「送信固定」
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【CALSAT32の設定】エレメントと衛星インフォメーション
◆↑FO-29B、CO-58 同じ数字が3段ですね これはビーコンを聞く時のための設定です。この設定で「衛星固定」でドップラーを掛けると最初から最後まで周波数ダイアルに手を触れることなく周波数自動追尾します。両手が空くのでヘッドフォンでCWを聞きながらキーボードからアルファベットをメモ帳に入力して記録を採ります。☆☆☆