●本日午前7時雨19.2℃
【Meteor-M N2】09:43 関東は曇っているようです。
随筆 ↓くどい内容になっています。お時間がありましたらお読みください。
【Web上の情報】他人(よそ)様に自分の情報を只(ただ:無料)で預けて、それが永久に保障されると思っているとすれば、誠におめでたく呑気な話です。昨日一日、メンテナンスと称して、この「gooブログ」が止まりました。「どうなっているのだ」という疑問と不安にさらされました。メンテナンスは口実で、サーバーがだめになり、データの損失があったのではないか、あるいは「サイバー攻撃に合ったのか」など、余計な心配をました。gooブログの管理サイトには、50件程の苦情が寄せられていました◆ご当人は死亡したのに、そのままになっているHomePageやBlogを見かけます。当人が投稿したWeb上の情報は、当人の財産であったとしても、一方通行でそこに置いて置くだけで「自分では管理出来ない物」と言って良いでしょう。もちろんコピーサービス(有料)のあるBlogサイトもあり、自分の手元に保存も可能です。しかし、このgooブログにはそのサービスはありません。極端に言うとWeb上に捨てているようなものです。以前、Blogの内容を本にしたのを見たことがありますが、他人様のBlogは全く興味が沸かなかったのを覚えています。ですからCVLのBlogなども他人様から見ればそれほどのものでもないでしょう。そしてその情報は、自分が死んでしまえば、Web上の藻屑となってしまう存在ということにもなります。いくら当人が大事にしていた物だったとしても相続の対象にもなりません◆以前、故人の日誌(日記)を全て棺の中に入れるのを見たと書いたことがあります。記録を焼却するということは「あのころの生活はどうだった」というような民俗的な記録さえ消し去ることです。その人の生き様も亡骸も全て火葬に付し、生きた証は位牌と墓石の戒名だけということになります。縁起でもないことを書いていますが、現実です◆切ない書き方ですが「現代に生き、毎日Blogを書き、Web上の情報を探し回っている浮浪の民自分とはいったい何でしょう」◆PCを使わず、インターネットに無縁でもきちんと生きている人もいます。そのことを考えると、余り深刻に考えることもないのかも知れません。自分が書き続けたWeb上の情報が全て消滅してしまったら「諦めるしかない」その覚悟を持って日々対峙すれば、良いのかも知れません。