toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

ヒメオオメアミとチタマだぎゃあ

2006-05-26 21:30:47 | ダイビング、水中写真

柏島ダイビングで撮ってきた水中写真、第19夜はヒメオオメアミです。通称はニコチャン大王(よくニコチャン大魔王と誤認されています、あなたは大丈夫ですか??)、実写版のニコチャン大王はこんな感じになるのでしょうかねえ。

僕は前々から三重県の海でも、このイキモノの存在には気づいていました。ガンガゼやらウミシダの周辺を集団でヒョロヒョロふわふわ泳ぎ回っている物凄く小さなヤツです。色はこの写真のような暗褐色っぽいものと黄色のものが混棲しています。僕は何者かの幼生に違いない(ショウジンガニのゾエア幼生という説があったそうです)と思っていたのですが、実はアミの類でこれで成体なんだそうです(アミにしてはヘンな顔ですし、尾部がクルンと上を向いているというのも気色悪いですわ)。

撮影はとても難しいです(でも楽しいです)。なんといっても5mmないようなイキモノがスイスイ、好き勝手にランダムに動き回るわけですから、完全に置きピンで構えておいて、ファインダに飛び込んできたヒメオオメアミの目に合焦したと思った瞬間にシャッター切らないといけません。
なんかこぉ、”抜きな、どっちがはやいか試してみようぜ”的な早撃ちゲーム感覚の撮影と相成ってしまうのでした(貧乏性の僕としてはデジタルでないと狙う気にならないですわ)。