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toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

フレリトゲアメフラシで打ち止め?!

2006-03-17 23:39:56 | ダイビング、水中写真
噂の(?)ジャモジャモ系アメフラシ、フレリトゲアメフラシの水中写真です。世の中広いわけですから、”いやぁ、このもじゃっぷりと体中にちりばめられたブルーの斑点が堪らんですわぁ”なんて考えるマニアの方もいてはるんでしょうねえ。”堪らんですわぁ”の域まで達していないですが、僕はこのアメフラシ嫌いではありません。撮りようによってはえらいことになるんじゃないかなぁ、とは思っています(そういうことはエラいもん撮ってからいわなあきませんが)。

さて、2月23日アヅリ浜ダイビング分の写真が打ち止めですわ(blog打ち止めなのに僕のHP撮魂のほうがほとんど放置ですわ!!)。ということで新たなネタを仕込みに明日また、アヅリで潜水してきます。風吹いたから砂舞ってるでしょうけど、楽しみですわーー。

ヒメクロモウミウシ(でなかったらクロモウミウシでしょう!!)

2006-03-16 21:06:05 | ダイビング、水中写真
さて、自分で考えていたよりか遥かに延々かつダラダラ続いておりますアズリ浜ダイビング時の水中写真、今日はヒメクロモウミウシです。
実は僕、ついこの間まで近縁種のクロモウミウシと区別がつかない状態にあったのです。が、ここに来てとうとう見切りました。というかコツを摑みました。まったくコツさえ知ってしまえばアホみたいなモンですわ、何で今までこんなこともわからなかったんやろう、って感じですわ(世の中にはコツが溢れていて大概の事象について同様のことがいえるのではないかなぁ、と思います)。
さてさて、そのコツについてですが背中の突起の白線の有無がポイントになるようです、と”本州のウミウシ”というありがたい図鑑に書いてありました(実際問題、そのポイントが物凄くわかりにくい写真を撮ってきてしまっているのですが)。

アナハゼ(にしときますっ!!)

2006-03-15 21:50:00 | ダイビング、水中写真
ボチボチ、ネタ切れ間近の先日のアズリ浜ダイビング時の水中写真、今日はアナハゼじゃないかなぁ??と思うこの魚です。水温が高い時期にみかけるものよりも褐色が強いと思いました(ひょっとしたらアサヒアナハゼとかアナハゼの違いかもわかりません、というか本当は僕はアナハゼとアサヒアナハゼの区別がよくわかりません)。
アナハゼの勉強をしようと思って図鑑をパラパラやっていると、彼らの産卵期は冬だそうです。このクソ寒い(13℃きっていましたもん!!)中アナハゼも大変やわなぁと思ってみていると、ただでさえうつむき加減でひょろっとした感じに写っている、このアナハゼがなお一層うだつのあがらない感じに見えてきてしまいました(あくまで僕の主観ですけど)。

早くあったかくなって、ギョロギョロして好奇心と元気いっぱいの姿を見せて欲しいものです。

ナゾ生物水中写真!!

2006-03-14 21:10:10 | ダイビング、水中写真
この前のアヅリ浜ダイビング写真、まだまだひっぱります。

今日はお得意のナゾ生物ネタです。節足動物、甲殻類の類であることは間違いありません。貝殻やら砂粒から推し量ることが可能ですが、非常にチンマイ生物です。見た感じヨコエビとかその手のイキモノっぽく感じますが、貝殻なんかを寄せ集めて接着(??)して巣をつくって、その中に隠れるようなのです(そういう意味ではヤドカリっぽいですね)。よく見ると右端に腕をたたんで巣の中に引っ込んでいる個体の触覚が見てとれます。不思議なことに真ん中の個体と右の個体の巣はひっついているのです。中でつながっているわけではないのですが、ひとつの塊を共有している感じです。個体数は非常に多かった(ムチャクチャ小さな生物ですが)のですが、よく見てみると巣の塊から3個体出てきているものもいました!!

もうひとつの特徴になるのですが、足をつかって歩く、匍匐するという行動をとらないで、おそらく2本の腕でピンピンはねるような移動法をとっていました。巣を共有する個体が違う方向にピンピン跳ねて、ひっくり返ってしまい、片方の個体が宙ブラリンになる形でジタバタしたりもしていました。

水深1mぐらいのところに居たのと、あまりに小さいせいで今までまったく気づかなかったこの生物ですが、”これはナンタラカンタラやがな”とおわかりになる方がいらしたら、是非このイキモノについて教えてください。



アオリイカのソテー シソを塗して

2006-03-13 21:41:58 | JOG家の晩メシ
昨晩、JOG家にお客さまがいらっしゃいました。いつもお世話になっているダイビングサービス、アリストダイバーズの方です。

さてどういった料理でおもてなししましょう?
幸いにもこの前嫁ハンが入手してきた新鮮な尾鷲産アオリイカが冷蔵庫の中に格納されていました!!これを受けて、僕の料理プランは”網焼きか魚焼きグリルでカラっと焼いてポン酢”でした。なんせ生で食べられる鮮度のアオリイカなわけですから、よっぽどのことをしない限りおいしく食べられるわけで、変に手をかけないほうが良いという判断です。結局、最初のプランは棄却したものの、この判断に沿って、フライパンでソテーして塩をふってシソを絡めてみました。
これがやっぱしおいしかったですわ。シソがイカのおいしさをええ具合に引き立てよるんですわ。

お客さまにもご満足していただけた様子で、特に小学生なのにイカが大好きよいう小さなお客さまはとても嬉しそうな顔をして食べてくれました。おいしそうに食べてもらうと、こちらまで本当に嬉しくなってしまいます。よかったですわ。

とにかくアメフラシ

2006-03-12 21:13:44 | ダイビング、水中写真
PURPLE HAZEなイキモノとして有名なアメフラシです。20cm以上の個体がモウモウと紫の煙を噴き上げる様はなかなかの迫力です。この時期の志摩市アヅリ浜ではクロヘリアメフラシが大きいものから小さいものまで多数みられます。それこそ掃いて捨てるほどいます。
僕が撮ってきた写真は一般的なクロヘリの色彩パターンとはまったく違うのですが、形態的にはクロヘリっぽいよなぁと思えるアメフラシです、非常に小さめですが。このアメフラシは通常、背中側で合わさっている外套膜を左右にガバーっと翼のように展開して水の抵抗を最大限生かせる体勢をとって遊泳するというか滑空(空ではありませんが)していました(クロヘリアメフラシも同様の行動をとるようです)。遊泳(もしくは滑走)時の写真を撮れば良いのですが、水深が浅いところで水底の水流に漂うというのは僕にとっては複雑な動きでなかなかピンが来なくて、よお撮れませんでした、マダマダ修行がたりませんわ。
しかしながら、その過程で外套膜の間に小さな貝殻の残存期間のようなものを確認することができたので”あっ、クロヘリっぽい→思い切った色彩変異個体ちゃう??”という単純な考えにいたった、というわけなのです。

最近のアヅリ浜の水中写真は僕のHP撮魂でご覧いただけます。是非どうぞ。

※3/16追記です
まじめに調べてみるとミドリアメフラシかもしれない、という認識にいたりました。潮間帯でよく見られる、と記述されていますが僕は初めて見たので嬉しいです。

テンコチのおもひで

2006-03-11 21:16:28 | ダイビング、水中写真
ネズッポ系の魚です。ナンタラヌメリというような名前かもわかりません。

僕が生まれ育った神戸ではテンコチという愛称です。キスやらカレイを狙って投げ釣りなんかしてるとやたらめったら釣れるんですわ(釣りの記憶から芋づる式にガッチョという名称も思い出しました)。
投げ釣りでこの魚を知ったのですが、僕は何故か物事に対して理論から入るようなところがあるので(自分でいうのも何ですが)釣りも本から得た知識って多いのです。そしてその手の本って標準語で書いてあるやないですか、どこにもこの手のネズッポのことをテンコチとは書いてないんですよ。たいがい関東での通称メゴチと呼称されていました。
防波堤から投げ釣りしていて、このコチを釣り上げて隣のオッサンに”メゴチ”が釣れたといったら”それはテンコチや”と教えてもらったのが”テンコチ”という言葉との出会いでした。

このテンコチは関西では雑魚扱いなのですが、関東では天ぷらネタとして珍重されているそうです(キュウセン、キュウちゃんのようなベラはまるで立場が逆になりますね)。JOG家は関西ですが普通に食べていました。今から考えると、母親からしたらこんなさばき難い、身の少ない魚釣ってきやがって的なモノもあったのではないかと思います。

ヒメヒメイカイカ

2006-03-10 22:38:40 | 身の回りのこと
このところ妙にヒメイカづいています(このところといいながら、昨年12月23日と今年の2月23日でのデータに基づく話なのですが)。
前回、12月にはフラフラ遊泳するのを追い掛け回すような形の撮影でしたが、今回は食べ物を捕獲してゆっくりできるところを探しているところを発見できました。
そこいらへんの海藻にペタっとひっついて落ち着いてムシャムシャやりだしたところをバシャバシャ撮らせてもらいました(このイカは背中部に粘着細胞をもっているそうでホントにペタッという感じでひっついています。この粘着機能、ヒメイカでよかったよなぁと思います。だって考えても見てください、スルメイカみたいなイカが海中のそこらへんにペタペタひっついて、下手したら海水浴とかしている最中にひっついてきたりしたらかなわんですよ。それにしてもヒメイカも変な粘着機能なんかよりも手足の吸盤でひっついたらええのに、と思ってしまいます)。
僕がこれまでヒメイカに遭遇したシチュエイションを思い起こしてみると、水深2mぐらい、水温13℃ぐらいという変な共通点があります。ゆえに僕にとっては冬のイカなのです。

グチりたくもなります

2006-03-09 20:26:43 | weblog
僕は決して人より仕事ができるような人間ではありません。人を本気で批判するのもそんなに好きではありません。
でも昨年とまったく同じヘマをやらかした人の尻拭いをグチらずにできるような、出来た人間でもありません。

こんなとき、グチりblogなんて書いていないでテキパキ書類を仕上げるのがカッコイイ大人だと思います。僕は見ての通りカッコワルイ大人ですが、カッコよくなろうとする意志と頑張ろうという気持ちだけは持ち続けようと思います。
サテイッチョガンバリマヒョカ

卵のある風景

2006-03-08 20:44:34 | ダイビング、水中写真
忘れているわけではないのですが、キヌバリ以降放置状態となっている2月23日アズリ浜ダイビングの水中写真です。
さてなんなんでしょう、この透明なゼラチン質っぽい物質に包まれた綺麗な水色の粒粒集団は?下部が石にひっついた状態で水流にまかせてゆらゆらゆらゆらしている状態でした。
僕が思うに巻貝かなにかのタマゴっぽいですわ。昔タニシなんかを飼っていたときに、彼らが産みつけるタマゴがやっぱり透明のゼラチン質であったと思うのです(卵粒は黄色かったような記憶です)。

なんにせよ卵の水色と海藻の緑さが相まって妙に春めいた爽やか系の画となりました(水温は13℃きっていましたが)。

デンドロビウム プルプレウム アルブム

2006-03-07 23:07:16 | 身の回りのこと
この間のん続き、ランを見てきた時の写真です。間違えてもミノウミウシなんかの写真ではありません。ミノウミウシでいうところのミノ部のひとつひとつがすなはち、ランの花のツボミであるようです。上品なネギ坊主なんて言ってしまうと、ラン愛好家の方から総スカンを食らってしまいそうです。本当にランといってもコチョウランやカトレアのようなものしか知らなかった僕からしたら、いろんなランがあるのだなぁ、と勉強になりました。

どうでも良いことですが、個人的にデンドロビウムやらゼフィランサスとかサイサリスなんて聞いてしまうと、穏やかならざる気持ちになってしまいます。

ギフチョウの羽化にビックリ

2006-03-06 22:43:33 | 身の回りのこと
本日3月6日は二十四節気のひとつ、啓蟄にあたるそうです。この”啓蟄”という言葉、土の中に潜っていた虫が、モソモソ地上に出てくる様を表しているそうで、そのくらい暖かくなるのがこの時期である、ということだったのではないかと思います。

今日のお昼休みにテレビを見ていると、啓蟄ということでなのでしょう、早春に羽化するギフチョウが蛹から出てくるところを放送していました。これを見ていてビックリしてしまいました。
ふつう、昆虫の羽化やら脱皮直後って真っ白けでいかにも華奢で、ちょっとした衝撃で壊れてしまいそうな感じやないですか??ところがこのギフチョウ、地べたにころがっている蛹から出てくるやいなや、まずきちゃない液体をブシュっと排出して(体内の圧力の調整でしょうか??)おもむろにノソノソ歩き出して、木の枝を昇っていって先端でようやく羽を伸ばし始める、といった行動をしよるのですわ。
イヤハヤ、いろんな虫がいるもんですわ。

昆虫写真の今森光彦さんが、”ギフチョウはカタクリの花が咲く頃に羽化してきて、カタクリに止まっているところがよく似合う”というようなことを著書の中で書いておられたような覚えがあります。ところが、ギフチョウは見たこと有りませんし、カタクリの花さえ見たことがない僕なのでした。

パフィオペディラム・ミクランサム

2006-03-05 21:19:40 | 身の回りのこと
今日は花粉がビュンビュン、シュワシュワ飛び交う中、三重県松阪市のベルファームへなんとランの花を見に行ってきました。

僕はランのようないかにもハデハデで綺麗過ぎるのではないか??というような花はあんまし好きではないつもりでいたのですが、見てみたらランおもしろいですわ。いろんな種類がいっぱいあって綺麗なものだけではなくて、おもろい形の花なんかもあるんですわ。
そんなランの花のうちの1つ、パフィオペディラム・ミクランサムです。中国雲南省原産の地生種のランだそうです(こんなんが自生してるやなんてすごい話ですわ)。
僕はこの花をじーっと見ていて、”サザエさんの髪型のド根性ガエルのウメさん”似かなぁ、と思ってしまいました。サザエさんの方はちょっと苦しいかもしれませんが、ウメさんのアゴ的にはめっちゃビンゴだと思っています。

トキナーにしときぃな?!

2006-03-04 10:18:39 | weblog
http://www.tokina.co.jp/news/pie2006news.html
レンズメーカーのトキナーが”フォトイメージングエキスポ2006”でからデジタル一眼レフカメラ専用レンズ4本を発表したそうです。

その中で僕が気になるのんが”10-17mm F3.5-4.5 Fish Eye DX”ですわ。いわゆるAPS-Cフォーマットでから対角180°(ということだと理解しています)撮影可能で、歪んだ像とはいえ、ズーミングできるやなんてなかなかおもしろそうやないですか。
などと、すっとぼけるのはやめておいて、実はこのプレスリリースの下のほうにもあるんですが、トキナーとペンタックスが技術提携してここらへんのレンズは製造してはるらしいんですわ。そんなこんなでペンタックスからは少し前からフィッシュアイズームレンズが販売されているのですよ。ペンタさんはペンタさんマウントオンリーな製品のため、他社のマウント対応製品も製造するであろうトキナーのんはまだなんかいな?!という声に応える結果ですわねえ。

当然、僕が使用しているD50にひっつくものも販売されるわけで、ニコン製の10.5mmフィッシュアイに加えてDXフォーマットにおける魚眼レンズに選択肢がひとつ増えよりました。要はズーミング能力を選択するか、F2.8の明るさを選択するかというわけですわ(僕からしたら実際に魚眼レンズを使用するのは水中写真撮影用途であるわけで、既存のハウジング、ポートではズームギアやらダイアルが改造でもしない限り存在しないわけで、ズーム操作は使用できない、まるで無駄な機能となって迷う余地はないのですが)。
画質的なこととか、白飛びとかいろいろ耳にしますが、なんにせよいっぺんフィルム残数の制約から離れた状態でバシャバシャ対角魚眼撮影してみたいもんですわぁ。

それでもキヌバリ

2006-03-03 22:08:35 | ダイビング、水中写真
というわけで今日もまたまたキヌバリの水中写真です。
撮影中、彼らはある一定の距離以上近づかせてくれません。つまりは、例えば彼らにとっての接近臨界距離が30cmであると仮定した場合、僕がカメラのハウジングのポート先端を25cmまで距離を詰めようと動くと、キヌバリ稚魚は5cm僕から離れるようとするわけなのです。

そういう風な逃げ腰のキヌバリの様子を撮影したのがこの画です。5cmの距離をとるときは徐々ぉおに泳いでいるのですが、この徐々ぉおにの秘密がこの画を見るとよくわかります。キヌバリさんは胸鰭だけを動かしているようなんですわ。
どおりでゆっくりノソーっと逃げられるわけですわ。