※お断り
ここに書かれている内容は、弊社で独自に調査した内容であり、現地大使館や企業等からのヒアリング内容は含まれていませんので、よろしくお願いいたします。
今日は、大使館・商工会議所・労働組合といろいろとシンガポール事情の話を
伺い、畑中とタイガービールを飲みながら語り合う。

内閣府は、これから日本は、「外国人移民を毎年20万人受け入れていこう!」
という資料を公表しているが、移民国家であるシンガポールでさえも、
これ以上は、外国人労働者を増やさないという声が国民から上がっているという。
この国は、人民行動党という党が9割を占める、一党独裁といってもよい国なのだが、
わずかながら、野党が議席を増やし始め、前回の選挙では、過去最大の大敗を喫したということだ。
その原因の一つは、外国人移民の問題だという。
さて、そもそもの国家の成り立ちが、外国人労働者を受け入れていくのに寛容な
国づくりをしてきた、シンガポールでさえも、外国人の受け入れには、躊躇をしだしているという。

それなのに、私たちは、少子高齢化で、このままでいくと、日本経済が成り立たないとして、
移民を受け入れようと動いている。確かに、シンガポールは、日本よりも経済的に豊かな国。でも、私は、
小学校4年生から、受験戦争を繰り広げ、精神病クリニックに行く患者が一番多いのは小学生
という現実や、経済成長のためなら、先祖代々のお墓の土地も一夜で場所を変えさせられる
つながりのないような国に、日本がなるのはごめんだ。グローバル経済、経済成長の為に、一部の
人たちだけが優遇され、将来を担う若者たちのほとんどが、小学校を卒業するころには、
自分の国に希望をもてなくなる国になっていくことへ加担するのは、ごめんだ。

シンガポールに張り巡らされたたくさんの監視カメラ、どこへ行っても、
パスを求められ、認証システムを設置している国。
つながりがないこの国の社会的コストはいかほどなのだろうと私は、考えてしまう。
そうは、いっても、矢萩さん、このままだと、2060年には人口が9000万人を割り込み、
2100年ころには、5000万人を割り込む小国になってしまうよと言われそうだが、
じゃあ、移民を20万人ずつ受け入れていくことにより、確かに、100年後の人口は、
いまのまま、一億人の人口は維持できるが、そこには落とし穴がある。それは、日本のこの
国は、日本人の国でなく、ほかの外国人の国になっているということだ。
内閣府のこの発表は、2100年ころには、6割が、日本人じゃない外国人移民の人たちで
埋め尽くされ、日本人が少数派に転落するというまったく違う国の日本になるといいうこと。

いずれにしても、答えは、この中間あたりにあると思うのだが、政府が出しているもっともらしい
数字をそのままうけいれる危険性は、私を含め、特に、いま、学生に接する機会が多く、農業や
建設、介護など外国人関係者を多く扱う弊社は、しっかりと両面を認識しておかなくてはいけないと
思う。
私は、シンガポール国民が、クリーナーの仕事、警備の仕事、飲食店フロアーの仕事、建設などは、外国人労働者の仕事と
みなして、シンガポール人はそこにつかないという話を伺ったが、私のお世話になっている会社では、
ESが高く、笑顔で私たちと同じ日本人が仕事をしている。
日本は、ESすなわちつながりで楽しく仕事ができる国民性だとおもう。
そして、少子高齢化で、大変だと騒いでいるが、私の住む、台東区には、沢山の
働けるけど、ふらふらしている生活保護者もいる、働きたくてうずうずしている女性もいる、
そして、なにより、私も、協会を通して活動しているが、ニート、フリーターの存在だ。
つまり、労働参加率が低いのだ!日本の労働参加率は、74%。この数字をもっと引き上げることこそ
たいせつ。そのためには、外国人労働者を増やすことよりも、この数値を高めることに私は、まず、
動いていきたいと思う。

どうしも、否定的な意見ばかり出していますが、私たちは、実際、業として外国人の受け入れ手続として、
真っ先に関わる仕事をしているからこそ、慎重な意見にならざるを得ない。
今日も、農業経営者のかたから、外国人技能実習生を受けいれたいと連絡をいただく。
ありがたい話です。
私は、社長さんに、「しっかり、技術を身につけて、もらいましょうね」と話す。
外国人技能実習生は、日本の人で不足を補うものでなく、途上国の産業振興の担い手の育成だからという話を
させていただく。
つながりから経済はうまれる。つながりなくして、生産性の向上はないということを、この社長さんとともに、
どうせ受け入れるからには、精一杯、アジアの方に、日本のおかげ様の文化を技術と共に伝えていきたいと思う。
ここに書かれている内容は、弊社で独自に調査した内容であり、現地大使館や企業等からのヒアリング内容は含まれていませんので、よろしくお願いいたします。
今日は、大使館・商工会議所・労働組合といろいろとシンガポール事情の話を
伺い、畑中とタイガービールを飲みながら語り合う。

内閣府は、これから日本は、「外国人移民を毎年20万人受け入れていこう!」
という資料を公表しているが、移民国家であるシンガポールでさえも、
これ以上は、外国人労働者を増やさないという声が国民から上がっているという。
この国は、人民行動党という党が9割を占める、一党独裁といってもよい国なのだが、
わずかながら、野党が議席を増やし始め、前回の選挙では、過去最大の大敗を喫したということだ。
その原因の一つは、外国人移民の問題だという。
さて、そもそもの国家の成り立ちが、外国人労働者を受け入れていくのに寛容な
国づくりをしてきた、シンガポールでさえも、外国人の受け入れには、躊躇をしだしているという。

それなのに、私たちは、少子高齢化で、このままでいくと、日本経済が成り立たないとして、
移民を受け入れようと動いている。確かに、シンガポールは、日本よりも経済的に豊かな国。でも、私は、
小学校4年生から、受験戦争を繰り広げ、精神病クリニックに行く患者が一番多いのは小学生
という現実や、経済成長のためなら、先祖代々のお墓の土地も一夜で場所を変えさせられる
つながりのないような国に、日本がなるのはごめんだ。グローバル経済、経済成長の為に、一部の
人たちだけが優遇され、将来を担う若者たちのほとんどが、小学校を卒業するころには、
自分の国に希望をもてなくなる国になっていくことへ加担するのは、ごめんだ。

シンガポールに張り巡らされたたくさんの監視カメラ、どこへ行っても、
パスを求められ、認証システムを設置している国。
つながりがないこの国の社会的コストはいかほどなのだろうと私は、考えてしまう。
そうは、いっても、矢萩さん、このままだと、2060年には人口が9000万人を割り込み、
2100年ころには、5000万人を割り込む小国になってしまうよと言われそうだが、
じゃあ、移民を20万人ずつ受け入れていくことにより、確かに、100年後の人口は、
いまのまま、一億人の人口は維持できるが、そこには落とし穴がある。それは、日本のこの
国は、日本人の国でなく、ほかの外国人の国になっているということだ。
内閣府のこの発表は、2100年ころには、6割が、日本人じゃない外国人移民の人たちで
埋め尽くされ、日本人が少数派に転落するというまったく違う国の日本になるといいうこと。

いずれにしても、答えは、この中間あたりにあると思うのだが、政府が出しているもっともらしい
数字をそのままうけいれる危険性は、私を含め、特に、いま、学生に接する機会が多く、農業や
建設、介護など外国人関係者を多く扱う弊社は、しっかりと両面を認識しておかなくてはいけないと
思う。
私は、シンガポール国民が、クリーナーの仕事、警備の仕事、飲食店フロアーの仕事、建設などは、外国人労働者の仕事と
みなして、シンガポール人はそこにつかないという話を伺ったが、私のお世話になっている会社では、
ESが高く、笑顔で私たちと同じ日本人が仕事をしている。
日本は、ESすなわちつながりで楽しく仕事ができる国民性だとおもう。
そして、少子高齢化で、大変だと騒いでいるが、私の住む、台東区には、沢山の
働けるけど、ふらふらしている生活保護者もいる、働きたくてうずうずしている女性もいる、
そして、なにより、私も、協会を通して活動しているが、ニート、フリーターの存在だ。
つまり、労働参加率が低いのだ!日本の労働参加率は、74%。この数字をもっと引き上げることこそ
たいせつ。そのためには、外国人労働者を増やすことよりも、この数値を高めることに私は、まず、
動いていきたいと思う。

どうしも、否定的な意見ばかり出していますが、私たちは、実際、業として外国人の受け入れ手続として、
真っ先に関わる仕事をしているからこそ、慎重な意見にならざるを得ない。
今日も、農業経営者のかたから、外国人技能実習生を受けいれたいと連絡をいただく。
ありがたい話です。
私は、社長さんに、「しっかり、技術を身につけて、もらいましょうね」と話す。
外国人技能実習生は、日本の人で不足を補うものでなく、途上国の産業振興の担い手の育成だからという話を
させていただく。
つながりから経済はうまれる。つながりなくして、生産性の向上はないということを、この社長さんとともに、
どうせ受け入れるからには、精一杯、アジアの方に、日本のおかげ様の文化を技術と共に伝えていきたいと思う。