中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

来週行う、セミナーのレジュメ完成!ダイバーシティ時代のES目標面談

2016-10-14 19:22:49 | ダイバーシティ
いよいよ来週末は、セミナーです。多様な時代の人事制度はいかにあるべきか?
そんな話をテーマにさせていただきます。

今回は、来月弊社でご講演をお願いするココファームさんでの事前訪問での感想からセミナーの口火を切りたいと思っています。



ココファームさんは、某航空会社のファーストクラスのワインや、洞爺湖、沖縄のサミット、G7などでも使われた世界に誇るワインをつくっている素晴らしいワイナリー。

そのキーワードは、ダイバーシティインクリュージョン。

いま、政府の方針もあり、多くの企業は働き方変革の中、ダイバーシティを進めています。
しかし、ココファームさんを視察して思うのは、ダイバーシティが、文化であり、当たり前なのです。

障碍者と健常者。そのタイプが違う両者を最高級のワイン、働く喜びという高質な思いの実現に1つのものにしていく。

個人か組織化、短期か長期化、ライフかワークか、国内か国外か、若者か高齢者か、男性か女性か、正社員か非正規か?

そこには、断絶と二項対立の世界が横たわっています。どうも、いまの人事制度ではこれら相矛盾するものをマネジメントするような制度になっていないのではないかと思うのです。そして、この問題は、日本経済がはじめて遭遇する課題だといってもよい未知のテーマなのです。

そのキーワードは、つながりです。相矛盾したものをマネジメントするための人事制度。
つまりは、差異のマネジメント。そこには、いままで成果主義の権化のようにいわれ悪役であった目標管理の本来的な意義、ドラッカーのMBO本来の目標によるマネジメントに立ち戻りそれをスパイラルアップする。

今回のセミナーでは、弊社が業界に先んじて探求してきたES組織開発の手法と目標管理をいかにつなげるのかといった私なりの経験知を皆さんにお話するとともに皆さんと一緒に考えたいです。

創造は共感から生まれます。単なる知り合いでは、新しいイノベーションは生まれません。異質なもの同士がつながりあうには強い思い、エネルギーが大切です。そこからしか、イノベーションは生まれないと私は思っています。

ココファームのワインを味わいながら、つながり、共感のエネルギーの凄さを改めて思うのです。