コロナ関連死が5類移行後で最多に…インフルは佐賀などで「警報」超え(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
5類移行後の最多5235と言っています。
ではそれ以前はどうだったのかと言うと
(新型コロナウイルスの「5類移行」に伴い、これまでの「全数把握」による毎日の感染者数の発表は2023年5月8日(月)が最後となります。)
今年の1月に下記のようなニュースが流れていました。
このブログのタイトルにした読売新聞の記事によれば
自治体に提出された死亡診断書の情報を基に試算しており、直接の死因などが「新型コロナ」だったのは2819人で、間接的に影響した人を加えると、5235人に上った。厚労省の担当者は「10月以降は感染者数が減少しており、関連死者数も減る可能性がある」としている。
自治体に提出された死亡診断書の情報なら5類以降に定点観測とはなったのとは無関係なデーターです。
(参考)
死者数に関する部分を以下に引用しました。
死者数は2か月後に把握
新型コロナに感染して亡くなった人については、医療機関が自治体に報告し、国が集計して毎日、公表しているほか、国の統計「人口動態統計」により、例年の水準と比べて死者数が増えていないかどうか推移を把握してきました。
今後は都道府県などによる毎日の報告と公表は終了し、「人口動態統計」をもとに死者の総数を2か月後に詳細な死因別は5か月後をめどに推移を把握する方針です。
ただ、集計に時間がかかることからこれとは別に、協力を得られた一部の自治体の死亡した人の総数を、1か月以内をめどに集計し、増減の傾向などを把握するとしています。
(引用終わり)こんな事までYahoo!のコメント欄では書けませんよね。
重要なのはデーターの取り方についてどう言う話なのかです。
それによって比較可能なのか、それとも比較するのに移行前後のデーターの関係性を検討するのかです。
毎日厚労省に報告していたのが、医療機関から自治体への報告で国が1ヶ月毎に纏めて統計データーにしているかの差です。
全体を網羅しているのに変わりません。
5類移行以前が如何に医療機関への負荷が大きかったのかと思ってしまいました。
最近は患者目線で見ても現場は変化が見られているように感じます。
非接触型体温計の撤去やアルコールの自動噴射も撤去される事例を見ています。
(手動は置いてあります)
Xも確認しましたが、こう言う統計の取り方に対する意見はなくそう言うファクトチェックの習慣的なデーターの見方が根付いていないのです。
そう言うのまで洞察出来る力が付かないと日本のネットや報道のレベルは上がらないのかと思ってしまいます。