印象に残っている出来事を時系列に沿って書いている。
またまた少し遡って2000年8月。
開業1ヶ月経ち少し慣れてきた頃・・・・・
毎朝サトーンのアパートからタクシーで通っていたが、
往復のタクシー代、時間や労力を考えると治療院の近所に引っ越してきたほうが良いのではと思い始めた。
隣の本屋でタイの賃貸住宅情報誌を購入して探してみた。
治療院から徒歩圏内が希望だ。
情報誌はエリア別に別れているので探しやすかった。
トンローにしては家賃が手頃なタウンハウスを見つけた。
治療院の入っているホームプレイスビルの隣のソイだった。十分徒歩圏内だ。
早速、仲介業者にアポを取り現地へ向かった。
仲介業者とオーナーが現地で待っていた。
内部を見せてもらい、2人で住むのには少々広すぎるかとも思ったが借りることにした・・・
・・・契約は後日ということで、その場で内金を数千B支払った。
2日後、仲介業者から電話がかかってきた。
「あのオーナー貸せないって言ってます!ニサイマイディー!!(性格悪い)」と電話口で叫んでいる。
早く借り手を見つけたいために相場より少し安い賃貸料で広告を載せたが、
思ったより早く借り手が見つかり、その途端に相場より安い家賃では貸すのが惜しくなったのだろう。
まっ、そんなところだろうな。
こういう家主から借りても後々ろくなことはない・・・借りる前に分かって良かったと思うことにした。
支払った内金も回収して、さっさと他の物件を当たることにした。
そして徒歩圏内にアパートを見つけた。
トンロータワー。
ここはアパート(1オーナー)ではなくコンドミニアム形式だ。
日本でいう分譲マンションってところだな。
それぞれの部屋にオーナーが居て貸し出したりオーナー自身が住んでいたりする。
部屋を見せてもらった。
現在2戸空きがあるとのことだ。
50平米と100平米の2タイプあった。
犬がいるので100平米の方を借りることにした。
広さが倍なら家賃も倍というわけではなく3割り増し程度だったからな。
犬も飼育可とのことだ。
保証金2か月分を支払い契約した。
その日から夜になるとサトーンのアパートへ行き少しづつ荷物を運び出した・・・夜逃げではない
大きなものは洗濯機だったか。これはトゥクトゥクで運んだ。
トゥクトゥクの最後尾には折り畳みの荷台があり、ここにかなり大きなものでも載せられる。
アパートの大家のオバサマには8月一杯で退去する旨は伝えていた。
「どこへ行くの?」と聞かれたので、トンローと答えると「ビジネス上手くいってるのね」と言われた。
メバーンの女性には最後にチップとして数千Bほど余計に渡した・・・会社設立の時には助かったし
1年近く住んだわけだが、ピタックコートは大変居心地良かった。
窓が部屋の両面にあるので風通しが良く冷房を殆ど使用することなく過ごせた。
入り口にある初老のファラン(欧米人)が経営する洋食レストランも味は?だったが店の雰囲気は最高だった。
もし、またタイで生活することがあるとしたら迷わずここに来るだろう・・・・その時は無くなってるか。建物古かったからな。
そういうことで、引越しは完了した。
※現在ピタックコートは犬禁止のようだ
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