酔っぱらい一人旅

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☆★2000年10月某日・・・店舗移転を真剣に悩む

2015-03-05 19:54:43 | 1999年バンコクで起業した回想記

 

印象に残っている出来事を時系列に沿って書いている。

 

2000年10月某日・・・治療院を開業して3ヶ月が経とうとしている頃

タイ人スタッフはヌイさん以外は定着せず、複数人の来客があっても対応できない日が続いていた。

だが、同時にタイ人マッサージ師による日本式マッサージの需要があるのだと実感する時でもあった。

タイ人スタッフを3人定着させるというのがそもそも無理なことなのだと、この頃気づいた。

ベッドが10台置ける店ならば10人のスタッフを雇っていれば、常時最低5人はキープしていくことが可能だろう。

ベッド3台で3人のスタッフでは病欠で一人休み、急に誰か退職すれば今のようなスタッフ一人状態になるわけだ。

そんなことを考えていたが、俺のほうは忙しかったこともあり特に何かを変えようとすることも無く過ごしていた。

そんなある日・・・・スクンビット39をタクシーでこの建物の前を通ったとき「FOR RENT」の看板を見てしまった。

 

 

以前にも書いたことがあるが、それが光って見えたのだよ・・・ガラスのドアが反射しただけか?

その時はそのまま走り去ったが、その夜その時のことが気になってしまい眠れなくなってしまった。

翌日、再度この建物の前まで行き「FOR RENT」の看板に書かれていた番号に電話した。

家賃次第ということで、開口一番家賃を尋ねた。

相手の答えは、まずは見に来てくださいとのことだ。

建物の前に居ることを伝えると今すぐに行くから待っててといわれた。

上の画像では分からないが当時は向かって右側の店舗はブティックで大家が経営していた。

そのブティックを任されていた人がテナントの管理もしていたというわけで

少し待っているとブティックからタイ人女性が現れた。

シャッターの鍵を開け内部を見せてもらった。

基本的にショップハウス1スパン5階建てなのだが、3階部分だけは3スパンあり総面積80坪近くあった。

長い間、空き家だったのか埃まみれだった。

最上階の5階は2部屋にシャワー、トイレがありここで暮らすことも可能なようだ。

1階を受付と待合室、2階をマッサージ師の控え室、3,4階を施術室にすればベッド25台くらいは置けそうだ。

どうせ家賃は高いのだろうな~と思いながら尋ねると・・・・なんとも微妙な金額だった。

1日20人の来客があればやっていけるぞ!・・・と瞬時に計算できたのは、この頃はまだアルコールで頭がやられていなかったのだな。

しかし、1日20人の来客がある保証もなく、その場で即決することはできなかった。

それと、内装費用が幾ら必要か不明なこともあった。

早速、内装業者に見積もりに来てもらった。

内装業者はザックリ上から下まで見渡して、15万Bと言ってきた。

またまた、なんとも微妙な金額だな。

まっ、とりあえずこの規模の店舗でも15万Bの内装費用で済むってことだな。

それなら何とかなるということで、店舗を契約することにした。

ここの最上階に住めばトンローのアパートの家賃も必要なくなる。

現在のホームプレイスの店舗+トンローのアパート+αの家賃で、現在の治療院の6倍以上のベッド台数にできるわけだ。

これはやらないわけにはいかないだろう・・・・・・

 

つづく

 

 

 

 

 

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