元バスケットボールオリンピック選手だった、女性のクライアントをへリーから頼まれました。
身長が見上げる程高く、気難しそうな感じがしましたが。
右足の膝を手術されていて、2年も痛みがあり、左足の膝も同じく痛んでいます。
右腕も痛くて、上に上がらないし、左腕も同じようにです。
両手両足がままならず、不自由だそうです。
それでも現在の仕事はフィンランドのスポーツコーチで現役ということで、よくやってますね。
選手時代に自由自在に動き、酷使した身体が54歳になり、自分の意志ではどうにもならなくなったということです。
スポーツマンが陥るマインドコントロールの世界が、如実に身体に現れ、心の病も含めて、直面する世界が彼女にも現れていました。
身体に触れただけで、イタイイタイ~と叫ばれていました。
筋肉などの痛みではなく、マインドから来る痛みに対処しながら、約2時間、ヒーリングタイムは白熱を浴びながら進められましたが、さすがオリンピックまで行くという心身の集中力は、衰えていなかったようです。
彼女の呻き声に圧倒されながらも、オカルトと対峙、ここで手を緩めると、こちらがやられるなと、見えない世界の戦いでした。
終わったあとは、膝の痛み、肩の痛みが嘘のように消えたことに、彼女自身が驚かれていました。
途中どうなるかと、思いながらのセッションでしたが、こちらの集中力も負けていなかったようです。相手だけでなく、自分のカルマと共に浄化されて行きます。
このようなクライアントは、勉強になりますね。
痛んでいるところをツボ療法するだけでは、良くなりません。
インストラクター迄勉強される人は、いずれ何処かで出会う世界です。
世界の最果て目ざして、旅をした意味もあります。