着いた日のディナーは、この近くで、採れた野菜ソムリエと魚料理でした。
ミラーさんのボーイフレンドが作った、ここでもヘリー家と同じく、料理は男の仕事だそうです。
美味しいのは勿論、盛り付けが素敵、テーブルに置かれた日本風の生花に、歓迎の心がこもっていました。
朝起きたらテラスに日本茶が運ばれて来て、女王様気分。
エストニアの男性は、優しいですね。
次に生まれて来るならば、是非エストニアにしたいです。(笑)
昼からは、散歩と、海に泳ぎに行きました。
パルノように、華やかではなく、サマーコテッチは、田舎にあるので、エストニアの昔のままを、楽しめて、心も穏やかになって行きました。
空気は良いし、水も湧き水が出て、美味しくて健康的。
ミラーさんがつかんだ今の幸せを、微笑ましく目見守りながら、静かな時間が流れています。
週末は、ボスのミラーさんのサマーハウスに来ています。
行き車の中で、空気の良さと、緑の森に癒されながら、涙と鼻水が止まらなくなって、悲しみの感情もないのに。
ミラーさんが不思議がっていましたが。
前にタリンのシャーマンから言われた事に、kuratomiは、前世での生まれ故郷がこのちかくにあり、白い馬に乗り、母親と、男の子を残して、旅立った。
それは、世のために働く神との約束事ですと。言われていたの事を思い出しました。
エストニアを20回以上訪問していますが、こんなことは始めてのことでした。
今年は特に、26日から28日までの3日間は、shindo jomon祭りが開催されますので、何かの予兆かもしれません。
時代を見つめ、これから残された人生を悔いなく、世のために貢献して行くことをあらたな気持ちで、誓いました。
生後5ヶ月の赤ちゃんとお母さんが、ストレッチデモに参加されました。
オーガナイズされたインストラクターのカトリは、3人の子どもがいます。
彼女たちは、まだ20代から30代の若いお母さんで、出産、育児の真只中。
夏の休暇で、大学時代のお友達の同窓会に、ストレッチクラスを、企画したようです。
ニュヨークからも、2人が参加されました。
赤ちやんの手足の動きは、ストレッチのお手本になります。
手足をバタバタ動かしながら、腹呼吸して、心身が鍛えられます。
理想的ですね。
最近は、手足の動きには、関心がなく、胴体ばかりに囚われる人が多いのですが。
赤ちやんの動きを見ながらの、ワークは、インテリーの皆さんも、納得されていました。
「三つ子の魂百まで」と.いう諺があります。
胎内記憶の池川先生のお話など、現代人の情報過多の中、大人が置き忘れた、大事な事を、お母さんが赤ちゃんから教えられます。
愛情をお互いに交換しながら、育児を楽しまれますとうにように、お伝えしました。
ワークの後は、ヨットでタリンの観光へ行かれました。
ブックキーパーの仕事をしている女性(66歳)の女性は、5ヶ月前に肩甲骨を痛めて、手術を2回したが、肩が上がらなく、痛みが収まらないのと、右腰が痛いという事で、ヒーリング来られました。
マリスのクライアントで、今後どうしたら良いのか？医者はまた手術をすると、言っています、とのこと。
アメリカでは、このようなクライアントに、メタルを入れる人が多いのですが、エストニアでは、メタルを入れるようなことをしていなかったので、ヒーリングをやって行けば何とかなるなと。
骨は、再生能力がありますので、まずは痛んでいるところから一番遠い、硬結を緩めて上げることです。
脚の胃、腎、肝、脾、胆嚢の硬結を緩めて行くと、下半身が楽になり、肩も緩んで行きます。
彼女は、高血圧で降下剤を服用していました。
睡眠が3時間しか寝れないので、それも悩みだそうです。
身体全体が、浮腫んでいて、硬結を探すのが簡単ではないので、湯たんぽ療法で、身体を温めながら痛くないように。
shikiメソットでの、No.1のタイプでしたので、その部位だけは、少し痛かったと思いますが、しっかりやりましたら、痛んでいた腕が自然に上がり出しました。
今後どうしたら良いか？？と聞かれましたが、病気の人のアドバイスする時には、その人の好きなことを止めてもらうことから始まります。
彼女の好きなものは、暖かいものが嫌い、冷たいものしか食べないそうです。
b内臓が冷えるものが好きです。
冷えで腸が下垂しているのと、作家なので、長時間パソコンの前に座りっぱなし。
彼女の場合、足がしっかりして指も形良く整っていたので、頭もスマートではないでしょうか。
ヒーリングが終わった後に、笑顔で、「腰の痛みも無くなりました。腕も良くなっています。まだリタイアーしたくないので、これで頑張れます」と。
クライアントの方に喜んで貰えると、嬉しいですね。
昨日のクライアントは、小指の第一関節が、3年前から直角に曲がりだしましたと。
生活に不自由はないけれども、ご本人のお父様が、53歳で大腸癌で亡くなりましたが、同じように小指が曲がっていたので、私も癌になるのではないかと、不安ですと。
彼女は、癌ノイローゼのようになっています。
経絡を触れてみたら、身体全体がガチガチ。特に小指に通じる心、小腸の経絡が硬くなっていました。
子どもが4人いるそうで、家に帰ったら保育園の先生のように、24時間忙しいですと。
最近のニュースで、アメリカの人気女優のアンジェリーナ(37)歳ががん抑制遺伝子変異がみつかり、予防のために全乳房の摘出手術と再生手術後を受けていますね。
彼女は、癌にならないための、予防をしたいということで、Shindoインストラクターの勉強をしています。
食事も肉は、食べないし、チーズもミルクも止め、魚と野菜のスティームを食べます。家も田舎に住んでいます。
他に何か方法があったら教えて欲しいという事でした。
癌になる人は、ストレスからで、また完全主義者が多いので、彼女もも御多分に洩れずですね。
身体に良いことをするにも、完璧にやろうとしています。
リラックスする事は、現代人にとって、難しい現実がありますね。
ヒーリングタイムで、彼女をリラックス状態にしてあげる事にしました。
ヒーリングが終わった後に、彼女は 、涙を流しながら、どうして涙が出てくるのか？分からないですと。
無意識の不安な世界が癒されたのでしょう。
このような時間が彼女を癌ノイロゼから救うのではないでしょうか。
2日続けてヒーリングに来た男性は、右膝の痛みを訴えていられました。
ヘリーがいうには、物凄い大きな身体の人だから、二人掛かりでヒーリングをしましょうと、いう事でした。
ヘリーも女性にしては、大きい部類にに入る、体格をしているのに、どんな大きな男性がくるのか？
足を引っ張るようにして、骨太でその容姿が、木こりを思わせるような、ごつい体と、眉にしわ寄せて入って来らたクライアントに、これは手強いぞと。
大男に限って痛い所があると、喚きが大袈裟です。
最後の仕上げにはいる頃になっても、膝の痛みがまだ残っていたので、奥の手でわたしも一緒になり、宇宙遊泳という、ペアーエクササイズをやりました。
ヒーリングが終わった後に、痛みがのこらないように、念には念をいれて、最後に蹲踞ストレッチで仕上げましたら、膝の痛みが完全に無くなりました。
3年間も痛みがあったのに、1時間半のヒーリングで痛みが無くなった事に、感動されながら帰られました。
翌日もまた、もう一度、kuratomiにヒーリングをしてもらいたいと、いう事で、次に来られた時には、人が変わったように、笑顔で、ハンサムになられていました。
二回目のヒーリングは、同じ人とは思われないくらいの、綺麗な経絡になられていて、こちらの方が驚いたくらいです。
こういう経絡をした人には、中々お目にかかれないので、なにをしている人？と聞きましたら。
へりーが言うには、彼はこのパルノで、夏の間貸し自転車屋を５年前に始めました。
そのときは、10台しかなかったけれど、エストニアの景気が上がり、今では、100台の規模になり、大きな家も手に入れました。
冬は、タクシーの運転手をしていますと、いうことです。
経絡は経営に通じますので、やっぱり人と違うんだという事でした。
経営セミナーは、身体の経絡セミナーも兼ねてやることですね。
経営者が元気だと、会社も元気。
クライアントと一緒になり、 私たちも癒されました。
パルノでワークショップが始まりました。
昨日の日曜日は、ストレッチクラスが終わったあとに、女性のためのワークショップを1:00-500迄開催されました。
男性にはわかり得ない、女性の身体には、複雑なものを潜めていて、プロのマッサージ師達も、理論上では分かっても、身体にどうアプローチしたら良いか。
変態と言われないように。
恥骨、乳房、など取り残されていますので。
また口の中、頚椎7番という具合に、普段は通り過ぎる部位にも、時間をかけました。
悲鳴を上げる人もいましたが、終わったあとには、いつもと違う開放感で、中には起き上がるのが難儀な人もいたりです。
特に仕事バリバリの人には、この女性の為のワークショップは、自分の気が付かない所に、目覚めたようです。
へりーは、翌日起き上がるのが辛かったそうです。
身体全体の経絡が緩んで、奥深く沈んでいた硬結が浮上して来て、腰に痛みを感じていたので、ヒーリングをして上げながら、般若心経も出ました。
今日はユツクリしてもらうことにしました。
ヘリーは、今までに感じたことのない痛みだけれども、気持ちが軽くなり、エネルギーが湧いてくるのを感じますとのことでした。
49歳で、年齢的にも更年期に入る転換期ですね。上手に年取って行く事が大事です。
私の場合は、更年期に入ってから、世界行脚の旅にに出掛けましたので、更年期で苦しんだ事は思い出せません。
この50代に霊感が降りてきたという、出口ナオ、中山ミキなど多くいますので、ヘリーも神がかりかと、楽しみでもあります。
午後から、ランチの料理教室。先生は、へりーの旦那様のペッティ。
野菜のスチーム、豚肉のソティとソース。
このソースが絶品！肉を食べるのは、止めていましたが、ソースの美味しさに圧倒され、食べられています。
不思議なソースです。
エストニア人のケルツが書いた、日本語のShindo Jomonのスケジュールです。
11.00-13.00 倉富メソッド
13.30-14.30 ランチ
14.30-15.30 Shikiメソッド(ボディワーク)
15.00- 15.45 書道
16.00-18.00 倉富メソッド
17.00-17.45 茶道
18.30-19.30 夕食
20.00 開会式 ゴング
8.00-8.45 朝の体操
9.00-10.00 朝食
10.30-12.30倉富メソッド
11.00-11.45 折り紙
13.30-14.30 ランチ
15.00-16.00 心導 足のマッサージ 倉富と Kertu
16.00-18.00 Shiki メソッド
17.00-17.45 書道
18.30-19.30 夕食
20.00-21.00 コンサート
8.00-8.45朝の体操
9.00-10.00朝食
10.00-12.00 倉富メソッド
12.30-13.30ランチ
14.00-15.00 ゴング
15.30-17.00 Sonkyoストレッチ
17.00-17.30 夕食
18.00 閉会式
倉富メソッド (Shindo, Jomon, Sonkyo, Yutampo)
Keltu
エストニア人は、完璧主義で、安心して任せられます。
進化バージョンのShindo Shiki の初共催を成功させたいと思います。
日本、フィンランドの他、プロのセラピストのロシア、ドイツ、ノルウェーの初参加も楽しみです。
けんこ
エストニアのインストラクターのクライアントを2人ヒーリングしました。
40代後半のビジネスマン。
ジムで鍛えた身体ではなく、刺激でコンクリートのように硬くなっている身体の、何処から手をつけようかと、思い悩みました。
まともに手でやると、ヒーラーの身体が壊れますので。
うつ伏せになってもらい、はじめに手が行ったところが、首と頭の境の頭蓋骨でした。
身体も境のアプローチがこの時代はキーワードです。
この首も肩に陥没したようになっていましたが、火事場のバカちからみたいなものが働いて、新発見。
用心深く首の骨の真上を、蒲鉾を切るように、ホリゾンタルに押さえて行きましたら、陥没した首が伸び出しました。
お一人の男性は、頭痛持ちでしたが、男性の頭痛持ちは珍しいです。
ヒーリングが終わったあとには、爽快感があると言われていました。
マネージャーの仕事されているので、気の使い方が尋常ではないらしいです。
肥満の人と同じく、頭蓋骨と首の付け根の硬結を取ることで、感性を取り戻します。
延髄は大事な感性のツボ。
気持ちが緩むと筋肉もリラックスし、全体のエネルギーの流れが良くなりますね。
首をする時には、片方の手で必ず支えをして、気をつけてやられて下さい。
エストニアの母と息子の関係も日本同様、子離れ、親離れができないでいますね。
昨日のクライアントもそうでした。
母親は、2ヶ月前に、股関節の右側の一部にメタルをいれる手術をしていました。
手術は成功していましたが、これから先、年齢をかさねるごとに、骨粗鬆症などで、骨が弱って行くのに、メタルだけは、減らないので、こうなったらリハビリをすると思いながら、正しいストレッチで体のバランスを、取るようにしなくてはです。
最近は何かあるとすぐに、手術をするようですが、この傾向は、考えてもらわないと。
週一回マリスのヒーリングを受けているということです。
体重を減らすことも大事です。肥満から股関節がおかしくなったと思いますので。
息子の18歳は、ジムで身体を鍛えていて、自転車が好き。
毎日のように、足の裏がつるのだそうです。
筋肉の鍛えすぎで、ガチガチに引き締まったっていて、一見スポーツマン風に見えて格好良いのですが、心臓や胃に気をつけた方が良いので、スポーツのあとには、必ずストレッチで偏った身体の調整をするように。
母親と同じく、右半分の背中がおおきくなっていて、母親のDna を引き継いでいましたので、股関節、膝、足首の調製をするように、蹲踞ストレッチを指導しました。
お母さんの方が大喜びしていましたが。
