<フィギュアスケート:GPシリーズ第3戦・中国杯>◇8日◇上海
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羽生結弦のフリーの演技前の6分間練習が始まりでしたか、スピードに乗りバッククロスで滑って来ていた羽生
選手と中国の閻涵選手と正面衝突し、羽生選手は顎を氷に打つけけて、 その場でうずくまりましたが、いった
ん立ち上ろうと試みた羽生選手でしたが、起き上がれなくてリンクの上に仰向けになったまま。
顎は7針縫う怪我、頭のけがも3針縫うという、痛々しいまさかのアクシデントに見舞われました。
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閻涵選手もリンクサイトで脳しんとうのようなもので、仰向けに寝ている様子がカメラに映し出されました。
場内には悲鳴も起こり、選手達も一旦リンクから離れ2人を見守り、救急隊が羽生選手の肩を抱えリンクの外へ
誘導しました。
ほかの選手は、場内の悲鳴で事態の重さを知りましたが、リンクを出て待機。
神様~、これはどうなることかと、心臓がドキドキしました。
アクシデント乗り越えテーピングした羽生選手がリンクに現れ出場になっていたことに、「止めて下さい。」叫
びたい気持ちになりましたが、でも誰も誰も羽生選手を止められない。
現実なのか夢なのか。
何かどこかの幕の向こうにある世界を見ている、羽生選手の目は自分が自分でない、新しい世界の創造者で、
難しい課題の挑戦者としての担い手を今突きつけられているという。
転び慣れているスケーターは反射神経が発達していますので、これくらいですみましたが、軽自動車が突っ込ん
できた勢いで、ぶつかって来たわけだから、普通だと骨折の一つはしてたところでしょう。
閻涵選手も一旦欠場を決めましたが、羽生選手が出場することで、彼も出場することになり、羽生選手に握手を
交わしていました。
心を開いた人間同士の友情を垣間見て、改めて身体を通して生まれてくるミニュケーションはすごいなあと思い
ました。
ありがとう羽生選手、神と民衆が一つになる瞬間に遭遇したこの日を忘れません。