近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

ミニ鉄道旅行記~名古屋編

2011年04月17日 | 4番線:「鉄道旅行記」

リニア鉄道館の訪問を終えて名古屋駅へ戻る時に「ある事」が私の頭の中に浮かびました。
それは「指定列車(近鉄特急)に乗車まではまだ3時間もあるので非常に暇だ。」という事です。

ということで私は空き時間を利用して中部国際空港方面へ行く事にしました。
(勝手な独断で寄り道や行き先を変更出来る事は1人旅の最大の魅力でもあります。)

そして名古屋駅から乗車する列車こちらです。
    
2000系を使用した全車特別車の快速特急「ミュースカイ」です。
この列車で目的地である中部国際空港駅を目指します。

それでは早速、車内に入ります。
  
車内には2+2列配置で回転式リクライニングシートが装備されています。
また空港特急という観点から座席は海をイメージした色の物が採用されています。

続いて装備されている座席の様子です。
      
座席は写真2枚目の様にリクライニングに連動して座面が沈み込む「座面チルト機能」を搭載しています。
また背面テーブルの留め具部分にはチケットホルダーが設けられています。

ちなみに客室ドア上部にはLCDディスプレイが搭載されています。
    
LCDディスプレイでは降車駅案内の他に展望映像(写真3枚目)などが放映されます。

そしてデッキ部分と洗面所・化粧室の様子です。
    
基本的にデッキ部分などを含めて化粧版は青系の物で統一されています。
また洗面台(写真2枚目)は非常に凝ったデザインの物が採用されています。

やがて列車は名古屋駅を後にします。
      
列車は途中、金山駅と神宮前駅に停車すると終点の中部国際空港駅までノンストップで運転されます。
また曲線区間が多い常滑線内でも列車は速度を殆ど落とす事無く高速で駆け抜けます。

そして常滑線と空港線の接続駅である常滑駅を通過すると到着放送が流れます。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)

到着放送では車内チャイムの他に専用BGMが流される事が特徴です。

名古屋駅から約28分。終点の中部国際空港駅に到着しました。
        
平成17年3月から行われた「愛・地球博」に合わせて開業した当駅は現代的な駅構造をしています。
特に「到着ホームから出発・到着ロビーまで段差無しで接続する。」など徹底したバリアフリーが図られています。

そして帰りの特別車両券を購入した後、再びホームに戻ってきました。 
  
ホームに戻ってきた時に丁度、列車が入線して来ました。

その入線して来た列車がこちらです。
      
2200系を使用した一部特別車の特急です。
この列車を利用して近鉄線の乗換駅である名古屋駅を目指します。

それでは早速、車内に入ります。(一部特別車ですが特別車を利用しました。)
  
特別車の車内には2000系と同様に回転式リクライニングシートが配置されています。
ちなみに一般車は転換式クロスシートとロングシートを組み合わせた配置です。

続いて装備されている座席の様子です。
    
座席自体は2000系に装備されている物と全く同じです。
(強いて言うなら背面テーブルの車両案内[写真3枚目]が異なる程度です。)

また客室ドア上部には2000系と同様にLCDディスプレイが搭載されています。
  
「展望映像が放映されない」点を除けば2000系に搭載されている物と大差ありません。

やがて列車は中部国際空港駅を後にしました。
      
行きに乗車したミュースカイとは異なりこの列車は途中、結構な数の駅に停車します。
また神宮前駅などを除いて途中駅から特別車に乗車する客は殆どいませんでした。

ちなみにデッキ部分には写真左のような注意文が貼られていました。
  
注意文では「この列車は前方の4両が一般車両で後方の2両が特別車」という事を意味しています。
(これは非常に賢い特急列車の運転方法だと思います。)

そして列車は常滑線から名古屋本線の線路に合流して名古屋駅に向います。
(この動画は720pハイビジョン画質で再生可能です。)

神宮前駅から名鉄名古屋駅の区間はJR東海道線や東海道新幹線の列車と並走します。

中部国際空港駅から約37分。乗換駅の名古屋駅に到着しました。
  
この後、私は売店で土産を購入した後に大阪難波行きの近鉄特急に乗車しました。
(Continue to there.)


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