皆さんも知っている様に民鉄各社でも特急列車が運転されています。
しかし民鉄各社ではJR各社とは異なる様々な運転方式が採用されています。
今回は代表的な3種類の運転方式を紹介します。
始めにJR各社と同様に編成の全部を特別車としている「全車特別車方式」です。
この方式は小田急・京成・西部・近鉄などで採用されています。
基本的に「速達性と快適性」を提供する観点から専用の区間別料金が設定されています。
続いて編成の一部を特別車としている「一部特別車方式」です。
この方式は名鉄(ミュースカイ以外)・南海(サザン)で採用されています。
雰囲気としては「特別快速に特急の快適性を加えた」といった感じです。
そして編成の全体を一般車(自由席)としている「全車一般車方式」です。
この方式は京阪・神鉄・山陽・西鉄など殆どの鉄道会社で採用されています。
特別料金を必要としない観点から利用客は3種類の中で最も多いです。
ちなみに私が最も効率的だと思う方式は「一部特別車方式」です。
「普段は一般車、通勤時は特別車」といった使い分けが出来る点が賢いと思います。
(僅か500円程度で通勤ラッシュを避けられると思えば非常に安い物です。)
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