今日は都会の中のローカル線である「山陽本線の支線(通称:和田岬線)」に乗車しました。
この路線はかつて旧型客車や気動車が運転されていたことで有名です。
また朝夕のみ旅客列車が運転される路線でも知られています。
朝9時頃。今回の旅は山陽本線の起点である神戸駅の1駅隣の兵庫駅から始まります。
ラッシュ時間帯を過ぎた為、ホーム・車内共に非常に閑散としています。
(元々乗客数が少ないことも関係しています。)
では簡単に乗車する列車の車内の様子を紹介します。
線路と平行にロングシートと吊り革が配置されています。
また体質改善工事を施されていない為、登場時と変わらぬ姿をほぼ維持しています。
午前9時10分、列車は和田岬駅に向けて出発します。
(720pハイビジョン画質で再生可能です。 )
列車は駅を出て程なくして単線区間に入ります。
列車は兵庫駅から約4分で終点の和田岬駅に到着しました。
駅はホームと駅看板、待合場のみで構成された非常に簡素なものです。
かつては駅舎が存在しましたが老朽化が原因で数年前に取り壊されました。
ちなみに駅周辺に存在するコンビニには和田岬駅の歴史を記したボードが設置されていました。
取り壊される直前の駅舎の様子も印刷されていました。
そして到着から約10分後に折返し列車で終点の兵庫駅に向かいます。
先程と同様に車内に乗客はあまり乗っていません。
やがて列車は駅を後にします。
列車は住宅地や工場の間を抜ける様に走り去ります。
また兵庫駅に到着する前には車窓左側に川崎重工の神戸工場の姿が見えます。
ちなみに帰りは兵庫駅で切符を購入して自動改札機に入れるという変わった方法がとられています。
(和田岬駅には自動改札機や運賃箱などが存在しません。)
行きの場合は兵庫駅で購入した切符が自動改札機に吸い込まれます。
全ての乗客が降り去った後、列車はドアを閉めて次の発車に備えます。
列車と駅舎共に夕方の発車時刻まで暫し羽を休めます。
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