近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

全線乗車旅行記2012-夏編1

2012年08月07日 | 4番線:「鉄道旅行記」

今日、私は1日目の全線乗車旅行記を行っていました。

今回は宝殿駅から広島駅までの様子を紹介します。
なお通常では数回に分けて公開している旅行記を今回は1回で公開します。
(故に記事内で使用する画像数・文章量は恐らく過去最大だと思います。)

朝7時30分。今回の旅は宝殿駅から始まります。
 
これから約12時間にも渡る長い旅が幕を開けます。
(工程を大幅に変更しています。)

宝殿駅からは223系を使用した普通列車で姫路駅に向かいます。

夏休みですが平日ということもあり車内は少々混雑しています。


いよいよ今回の旅が幕を開けます。
     
ひめじ別所駅付近からは貨物駅が進行方向左側に見えてきます。
また御着駅付近では新幹線用の保線車両の基地が見えます。


宝殿駅から約10分。姫路駅に到着しました。
 
旅はまだまだ続きます。


姫路駅からは113系を使用した普通列車に乗車します。
   

   
転換式クロスシートが枕木と並行方向に配置されています。
改造時期が車種によって異なる為、基本的に内装はバラバラです。


やがて列車は駅を後にします。
       
列車は姫路駅を出ると直ぐに姫新線や新幹線と分かれます。
そして途中の相生駅を出ると車窓には今まで以上に車窓には田園や野山が広がります。

姫路駅から約1時間半。岡山駅に到着しました。

ここで駅弁と菓子を購入します。


岡山駅からはキハ47系気動車を使用した普通列車で吉備線を経由して総社駅に向かいます。
     

 
固定式ボックスシートが枕木と並行方向に設置されています。
登場時からかなりの年月が経過していますが比較的、車内は綺麗です。


そこそこの乗客を乗せた列車は岡山駅を後にしました。
       
岡山駅を出て暫くの間は列車は高架橋らしき物の上を走ります。
しかし殆どの車窓は、先程と同様に田園と野山で構成されます。

岡山駅から約40分。総社駅に到着しました。
         
駅舎は近年になって改築された物だと考えられます。
駅前には観光案内所が存在しますが周辺には民家はそれ程見当たりません。


総社駅からは113系を使用した普通列車で新見駅に向かいます。

体質改善工事を受けていない為、先程の113系と異なりほぼ原形を保っています。
(ただし窓は乗客が開閉が出来ない様にされています。)

午前11時44分。5人程度の乗客を乗せた列車は新見駅を後にしました。
       
進行方向左側には乗車区間のほぼ全区間で清流が広がります。
そして列車は急曲線区間では速度を落としつつ新見駅に向かいます。


乗換駅の新見駅からはキハ120系気動車を使用した普通列車で備後落合駅に向かいます。
     
※この区間を移動出来る列車は1日に僅か3本しか存在しません。
(よって乗り遅れたら一巻の終わりです。)


午後1時00分。列車は新見駅を後にしました。
       
過疎地域を中心に走行する為、全く乗り降りの無い駅も幾つか存在します。
進行方向右側には川が広がりますが進行方向左側は山ばかりが見えます。
(少々車窓にも飽きてきた頃でした。)


新見駅から約1時間。乗換駅の備後落合駅に到着しました。
   
駅周辺は全くと言って良い程に何もありません。


備後落合駅からはキハ120系気動車を使用した普通列車で三次駅に向かいます。

先程の列車からの乗り継ぎ客を除けば乗客は殆どいません。


木次線の遅れ列車の到着を待った為、列車は3分程度遅れて備後落合駅を後にしました。
       
写真では判りませんが、線路上には野花や雑草が生い茂っています。
福塩線との接続駅である塩町駅を出ると急に車窓には住宅地が広がります。


午後3時59分。定刻通りに三次駅に到着しました。
     
そして隣側に停車していた「みよしライナー」で本日の最終目的地の広島駅に向かいます。


午後4時02分。列車は三次駅を出発しました。
       
刻々と日没が迫る中、列車はただ広島駅に向かってひた走ります。
終着駅の手前である矢次駅を過ぎると、進行方向左側に車両基地が見えてきます。

午後5時30分。ついに本日の最終目的地である広島駅に到着しました。
   
宝殿駅から広島駅までの約10時間に渡る長旅が幕を終えました。


そして私は現在、あるビジネスホテルでこの記事を書いています。

明日は違う意味で更に過酷さを極める1日となります。


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