はじめに
今回は目覚めから大阪駅到着後までの様子を紹介します.
午後6時30分. 目が覚めると食堂車"ダイナー・プレヤデス"では既に朝食の準備が整っていました.
ということで, ここからは朝食時の様子を紹介しましょう.
まずトワイライトエクスプレスの朝食は予約制であり, 時間帯はもちろんテーブル番号までもが完全に指定されます.
そしてメニュー内容も北斗星などとは異なり, 和洋折衷のものが1種類のみとなっています.
なお予約は食堂車のスタッフが1号車から各個室を順番に回りながら取る方法が採用されています.
したがって後方の号車にいればいるほど, 希望する時間帯は取りづらくなるといえるでしょう.
( わざわざ先回りして予約を取ろうとしても, 丁重に断られるので気を付けましょう )
2014年11月現在, トワイライトエクスプレスでは以下のような朝食メニューが提供されています.
メニューはドリンク(1枚目)から始まり, 前菜・パン(2枚目)や白粥(3枚目), メイン(4枚目), デザート(5枚目)の順番に提供されます.
また食事中は希望に応じて, 珈琲と紅茶のいずれかを追加料金なしで頼むこともできます.
食事を終えると車窓には黒部川や立山連峰といった雄大な眺めが広がります.
なお糸魚川駅付近から金沢駅までは終始, 来年3月に開業する北陸新幹線の高架橋を眺めることもできます.
( ただ景色の優れた区間に限って, 何かとこの高架橋が邪魔をします )
そして北陸トンネルを抜けた後に停車する敦賀駅では, 機関車交換が行われます.
ここからは今までとは別のEF81電気機関車が終点の大阪駅までを牽引します.
さて敦賀駅から1駅先の新疋田駅までは, 標高差にして約90mというかなりの高低差が存在します.
そのためこの区間では, 円を描きながら徐々に坂道を登っていくループ線という方法が採用されています.
敦賀駅を出た列車はまず右側にある下り線 (2枚目) を跨いだ後, 進行方向右側に大きな円を描きながら山越えをします.
そしてその後はトンネル内部で再び下り線と立体交差した後, さらに進むと新疋田駅にたどり着きます.
( 山越えの途中では一瞬ですが, それまで登ってきた線路 [3・4枚目] を眺めることもできます )
午後12時45分. 列車は最後の途中停車駅である新大阪駅に到着しました.
大阪駅到着前には札幌駅発車後と同様, "いい日旅立ち"の伴奏をバックに車内放送が行われます.
午前12時53分. ついに列車は22時間以上にも渡る長旅を終え, 終点の大阪駅に到着しました.
そして到着すると同時に, 先頭部分では多くの乗客が記念撮影を始めます.
午後1時過ぎ. 車内点検を終えたトワイライトエクスプレスは回送列車としてホームを去っていきました.
かくして約22時間にも渡ったレール・クルージングは幕を下ろしました.
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