近畿旅客鉄道 佐倉線

明日の鉄道員を夢見る男の物語

寝台特急"トワイライトエクスプレス" 乗車Report-第2章

2014年11月03日 | 3番線:「Train Report」

はじめに
 今回は食堂車"ダイナー・プレヤデス"での様子を中心にご紹介します.


午後4時23分. 列車は道内最後の停車駅, 洞爺駅に到着しました.
 
ここから明け方4時過ぎに到着する新津駅までは事実上ノンストップとなります.


そして洞爺駅を過ぎると, 進行方向左側には内浦湾に沈む夕暮れの眺めが広がります.

こうして夕日が沈む頃になると, 食堂車"ダイナー・プレヤデス"では1回目のディナーが始まります.
( 私は青函トンネル通過中に行われる19時30分からの2回目を予約しました )


ではここからは私が体験した2回目のディナータイムの様子をご紹介しましょう.

まず食堂車に向かうとクルーが乗客の名前を1人1人ずつ呼び, 各テーブルに案内されます.


   
そして席に案内されると, 別のクルーが食事時に提供する飲み物類の注文 (もちろん有料) を聞きにやってきます.
( 本当はワインでも頼みたかったところですが, 私は酒類がまったく飲めないので烏龍茶で我慢します )


一通りメニュー内容が紹介されると, いよいよ各席に料理が運ばれてきます.
       
提供される料理は, いずれも沿線で採れる食材や旬なものを使うことで季節感が味わえるように工夫されています.
作り置きをせず列車内で調理をすることもあってか, 見た目はもちろん味もレストランに迫るほどの出来に仕上がっています.


そして最後にはデザートと紅茶 (珈琲) が出され, 1時間30分のディナータイムは幕を下ろします.
 
こうして何を食しているのか分からない奇妙な一時(!?)は終わりを告げたのでした.


さてディナータイムが終わりしばらくすると, 今度は事前予約なしでも利用できるパブタイムが始まります.
( これらの写真は友人が夕食目的で利用した時に撮影しました )


       
パブタイムのメニューはアルコール類を中心に, それらに合いそうな軽食類などによって構成されています.
ただ値段の割にそれほど量が多くない料理が大半のため, 利用する人によってはやや物足りなさを感じるかもしれません.


さてパブタイム後は, ようやく落ち着きを取り戻した4号車のサロンカー "サロン・デュ・ノール" に行ってみました.
       
天井まで続くほどの大きな窓がある客室内には, 日本海側に向かってソファーが設置されています.
また山側席はかなりの嵩上げが行われているため, 前席に座っている乗客の頭が邪魔をして景色が見えないこともありません.


ただこのサロンカーですが夜間か早朝でもない限り, 1席残らず埋まることも決して珍しくありません.
特に夕暮れ時は立ち見も発生することもあるため, どうしても利用したい場合は少し早めに並んでおくことがお勧めでしょう.


午後11時過ぎ. だいぶ疲労が溜まってきたので, この日はそろそろ眠ることにしました.
 
かくして1日目は幕を下ろしたのでした.


今回はここまでです. 次回は目覚めから到着までの様子を紹介します.


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