最近、新聞などで「リニア新幹線」の話題が頻繁に取り上げられています。
しかし「リニア新幹線」を通す本当の目的は何か分かりますか?
その目的は大きく分けて2つ存在します。
一つ目の目的は「東海道新幹線のバイパス路線として機能させる事」です。
これは東海地震などが発生した時の事を想定した為だと思われています。
かつて発生した兵庫県南部地震で山陽新幹線は大打撃を受けました。
特に新大阪~姫路間の被害は大きく、74日間の運休を余儀なくされました。
もう一つ目の目的は「東海道新幹線の補修工事時の迂回路線として機能させる事」です。
やはり開業から50年近くが経過している為、設備の老朽化が問題視されています。
補修工事は長期間に及ぶ事からその間の代替交通機関の手配が問題視されています。
余談ですが東海道新幹線は警戒宣言が発せられると東京~名古屋間の運転を打ち切られます。
これは途中の小田原~三河安城間が東海地震の推定震源域に当たるからです。
(つまり推定震源域から遠い地域にリニア新幹線を建設するという事です。)
参考ページ
・東海地震に関する警戒宣言が発令された場合の列車の運転について(JR東海)
http://railway.jr-central.co.jp/timetable/precaution.html
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