「引退することが悲しい」…今回のダイヤ改正でもこの台詞を何回聞いたことでしょうか。
少々言葉が悪いですが私は「この人達の中の一部は本当にこんな事を思っているのだろうか」と考えざるを得ません。
ましてや引退直前(残り1週間前程度)になって撮影を行う人は世間の波に翻弄されて動いている様にしか見えません。
一言で言えば「本当に引退が悲しいのであれば普段から撮影して下さい。」ということです。
テレビや新聞で取り上げられる様な段階に入ってから撮影を開始する方法は殆ど無意味です。
特にターミナル駅(大宮駅など)や有名撮影地では引退前に満足な写真を撮影することはまず出来ません。
これらの場所には異常な数の撮影者が各地から押し寄せる為、普段の様に構図を考えて撮影するといった事はほぼ不可能です。
それ故に最終的には「もっと早くから撮影しておくべきだった。」と後悔するのが成れの果てです。
基本的に引退の半年前になれば引退する車両・列車に関する情報はある程度集まってきます。
特に国鉄車両が未だに使用されている特急列車は、いつ新型車両に置き換わっても不思議ではありません。
(一気に新型車両が投入される場合もあれば段階的に投入される場合も存在します。)
ちなみに路線が廃線となる場合は遅くとも1年前までに予定時期が公表されるはずです。
この場合は廃線まで残り半年を切らなければ展望映像を撮影したりなどほぼ思い通りに撮影を行うことができます。
さて来年の3月にも多くの車両や列車が一気に姿を消すことが十分に想定されます。
現時点でも予想が付くものは今の内から撮影しておいた方が良い事は言うまでもありません。
こういった事は「先手必勝」です。早めの行動は後々になってほぼ間違いなく良い結果に結び付きます。
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