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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

お正月

2012-01-05 09:30:41 | 日記
昨日のブログで「餅」を取りあげていたので、まず、それについて書いてみたい。

私の生まれた九州(西日本)では、ご指摘の通り「丸い餅」である。毎年暮れになると正月用に、と実家から餅が送られて来る。
昨年の暮れにも16個の白い餅と8個の草餅が届いた。昔は、杵と臼で搗いていたが、さすがに高齢の両親には無理な作業である。最近は餅つき機を使っている。
草餅は毎年春先に積んだ柔らかいヨモギの葉を湯がいて冷凍保存したものを使っている。雑煮には合わないが、砂糖やあんこを付けて食べると美味しい。

正月は初詣をする方も多いことだろう。私は毎年二日目に自宅から近い天満宮に参拝している。できれば元旦に参拝したいところだが、混雑を避けるために二日目にしている。今年も長い列に家族で並んだ。

子供連れも結構並んでいた。前方の列で幼い姉妹が歌い出した。「もう、いくつ寝ると お正月・・」と歌ったところで、あとの歌詞が出てこない。「ねえ、正月には、なんだっけ?」と姉らしき子が母親らしき女性に尋ねるが、母親はおばあちゃんと世間話しをしていて構ってあげない様子だった。

そのうち、思い出したようで「お正月には、たこあげて こまをまわしてあそびましょ~」と繋がった。周りの大人たちから、安堵したような笑い声が聞こえてきた。

女の子が、歌詞を思い出さないのは無理もないこと。なんせ最近、凧揚げや独楽回しをして遊ぶ子供はいない。見たこともない、やったこともない遊びが歌詞に載っていても分からないだろう。
自分たちの頃は、稲刈りの終わった田んぼで凧揚げに熱中したものだ。風が弱くて揚がらないこともあった。それでも浮力を付けて揚げようと、田んぼの中を走り回った。

空き地では、独楽を回して遊んだ。大きい独楽をいとも簡単に、長時間回せる腕のいい友達がいて、皆から一目置かれていた。
昔の遊びには、身体で覚える、或いは自分なりに工夫することが要求された。現代のゲームにはない良さがあったと思う。

遠い将来、唱歌「お正月」がなくならないことを願うばかりである。(平)


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