JSP_Blog

IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

思い出ダイバー 四(後編)

2012-01-23 08:59:21 | 日記
前回(2011年11月14日)の続き

-前回のあらすじ-
彼女(現:嫁)の引越しのために、レンタカーで彼女の実家に向かったが、走り始めてすぐに右後輪のタイヤがパンクしてしまった!


急いで100M先のガソリンスタンドにハンドルを切り、スタッフに聞いてみた。

『すみません、後輪がパンクしてしまったんですが、どうすればいいですか?』

何をどうすればいいのか全く分からない状況だったため、こんな間の抜けた質問をしてしまった。それでもスタッフはバカにすることなく答えてくれた。

「どれどれ。。。あぁ、一本だけならスペアタイヤがあるはずだから、それを入れれば問題ないですよ」

「どこまで行こうとしていたんですか?」

『カクカクシカジカです』

「え?ちょっと遠いなぁ。。。スペアはやっぱりスペアだから、そんなに長い距離を走らないほうがいいですよ」

『レンタカー屋に聞いてみます』

ってことで、急いでレンタカー屋に電話をした。


・・
・・・

結局、そのままスペアタイヤで走って事故を起こされても困るということで(まぁ、当然か)、店側としては、中古タイヤをお客様で購入(つまり私)してもらってから目的地まで行ってね、ということだった。中古タイヤを取り扱っている店の場所も聞いたので、急いでその住所に向かった。

開店時間まで2時間ほど待ったが、目的の中古タイヤ屋でタイヤを購入することに成功した。本来タイヤの交換は4本(=四輪駆動だもの)をいっぺんに行うものだが、私たちの事情を考慮してくれて(レンタカー且つ1本だけを購入したい)、タイヤ1本分の値段と工賃で仕上げてくれた。

イイ人たちでよかったね、なんて話をしながら車に乗り込んだ私たちは、13:00を表示している時計を見て、本来だったら昼ごろに到着していたんだよね、なんて話をしつつ、エンジンをかけながらげんなりした。

パンクが修理されてからのドライブは順調そのものだった。田舎の高速道路は本当に高速で走行できるし、高速道路でなくてもみんな高速走行している。そんな流れにいまいち乗り遅れて車を走らせていた私は、路面に鋭いものが落ちていないかを注視していたため、渋滞の先頭を走っていたかもしれない。

彼女の実家に到着したのは、予定の昼過ぎを越えて既に夕方と言っていい時間になっていた。彼女の実家も、昼に来るといっていた娘とその彼氏のために色々と準備をしてくれていたのに、パンクアクシデントによる被害者となってしまった。

ホント、すみませんでした。。。(私のせいに・・なるの?)

晩ご飯を食べ終えて彼女がお風呂に行っている間、どんな会社に就職するのか、この4月からどう生活していくのか、引越しはどうなんだ、と色々な事を彼女の両親と話していた。

『JSPって会社でー、システム開発のー・・・』
『横浜の実家に戻って、そこから通勤します』
『おかげさまで終わりそうですねー』

ちょうど空になった私のグラスにビールが注がれた。

本来であれば、それはのどを潤すために口に持って行くところだが、会話が途切れたこのタイミングでグラスをテーブルに置いた。

今回積まれたタスクのうち、もうひとつの最重要タスクを実行するときが来たからだ。

『一緒に連れて行きたいと思います・・・』



そんなこんなで今年で結婚して10周年になる。


(照)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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