昨年は出雲大社と伊勢神宮の式年遷宮が重なり、どちらの神社も多数の観光客が訪れたようだが、長野県の諏訪大社も数え年で7年に1回、式年遷宮の代わりに社の四隅建てられた御柱と呼ばれる大木を建て替える御柱祭が行われる。
先週末から上社の山出しが開始され、ニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いのではなかろうか。妻の実家が諏訪地方のため、私も先週末、この御柱祭で御柱の曳航に参加してきた。
諏訪大社は上社と下社に分かれており、さらに上社は前宮と本宮、下社は春宮と秋宮で構成されている。上社と下社は祭の実施時期も1週間ずれていて、同じ御柱祭でも柱の見た目から内容までだいぶ異なる。詳しくはこちら。
私が毎回参加するのは上社の御柱祭で八ヶ岳の山腹から御柱を曳航してきて、斜度25度の斜面から人が乗ったまま柱を引き落とす木落とし、さらに川の流れの中へ柱を落とし土手へ引き上げる川越しが実施された。
御柱の大きさはこんな感じ。これは本宮四の柱で下から2番目に小さい、それでも電線にメドデコの一番上がかかりそうだ。
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こんなデカいものをどうやって人力だけで曳くのよ?という気がするが、御柱を曳くための曳き綱は200m以上あり先端から御柱を見ても見えない。1本の柱を1000人位の人で曳いているではだろうか。
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集団ができると面白いものでリーダーシップを発揮する人が必ず現れる。御柱祭では基本的に木遣りを歌い、ヨイサッヨイサッの掛け声で柱を曳くが曳き綱は長い。各所で周囲を盛り上げるリーダー的な人たちが自然発生的に出てきてせーのっ、ヨイサッ!とやっている。初日は小学校3,4年生くらいの男の子が周りに乗せられてこの役を買って出ていた。不思議なことにこの男の子が声を出すと今までビクとも動かなかった柱が数十m動く。将来有望だ。
木落としの坂の下からの写真も載せておこう。担当する地区の柱が木落とし坂に差し掛かる時はその地区の氏子だけが木落とし坂に入ることができる。このためその地区の関係者から法被を入手しないとこの角度で木落としを見ることはできない。
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引き落とすとこんな様子。
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御柱祭でやはり最大の難所はこの木落としだろう。御柱の左右につけられたメドデコの最上部に立っている人が終了後に笑顔をはじけさせてサポートしてくれた人たちにありがとうございました、と言っている姿に魅せられた。
今週末は下社の山出し、さらに来月は社まで御柱を曳く里引きが行われる。里引きは御柱が曳かれる街道沿いに多数のテキヤも並び、街道沿いの会社からは振舞い酒もふるまわれる、This is 祭!といった風情だ。6年に1回しかないので次回は6年後になってしまうので、ちょっと遠出してみてはいかがだろうか。(野)
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先週末から上社の山出しが開始され、ニュースでも取り上げられていたのでご存知の方も多いのではなかろうか。妻の実家が諏訪地方のため、私も先週末、この御柱祭で御柱の曳航に参加してきた。
諏訪大社は上社と下社に分かれており、さらに上社は前宮と本宮、下社は春宮と秋宮で構成されている。上社と下社は祭の実施時期も1週間ずれていて、同じ御柱祭でも柱の見た目から内容までだいぶ異なる。詳しくはこちら。
私が毎回参加するのは上社の御柱祭で八ヶ岳の山腹から御柱を曳航してきて、斜度25度の斜面から人が乗ったまま柱を引き落とす木落とし、さらに川の流れの中へ柱を落とし土手へ引き上げる川越しが実施された。
御柱の大きさはこんな感じ。これは本宮四の柱で下から2番目に小さい、それでも電線にメドデコの一番上がかかりそうだ。
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こんなデカいものをどうやって人力だけで曳くのよ?という気がするが、御柱を曳くための曳き綱は200m以上あり先端から御柱を見ても見えない。1本の柱を1000人位の人で曳いているではだろうか。
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集団ができると面白いものでリーダーシップを発揮する人が必ず現れる。御柱祭では基本的に木遣りを歌い、ヨイサッヨイサッの掛け声で柱を曳くが曳き綱は長い。各所で周囲を盛り上げるリーダー的な人たちが自然発生的に出てきてせーのっ、ヨイサッ!とやっている。初日は小学校3,4年生くらいの男の子が周りに乗せられてこの役を買って出ていた。不思議なことにこの男の子が声を出すと今までビクとも動かなかった柱が数十m動く。将来有望だ。
木落としの坂の下からの写真も載せておこう。担当する地区の柱が木落とし坂に差し掛かる時はその地区の氏子だけが木落とし坂に入ることができる。このためその地区の関係者から法被を入手しないとこの角度で木落としを見ることはできない。
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引き落とすとこんな様子。
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御柱祭でやはり最大の難所はこの木落としだろう。御柱の左右につけられたメドデコの最上部に立っている人が終了後に笑顔をはじけさせてサポートしてくれた人たちにありがとうございました、と言っている姿に魅せられた。
今週末は下社の山出し、さらに来月は社まで御柱を曳く里引きが行われる。里引きは御柱が曳かれる街道沿いに多数のテキヤも並び、街道沿いの会社からは振舞い酒もふるまわれる、This is 祭!といった風情だ。6年に1回しかないので次回は6年後になってしまうので、ちょっと遠出してみてはいかがだろうか。(野)
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