赤の戦略

先日、セブンカフェから新しい珈琲が発売されました。
赤の珈琲『グァテマラ』！



珈琲好きの私は青が販売終了となってプチ青ロスだったのですが、次を考えていたとはさすがセブン。早速購入して飲んでみました。甘い香りとコクがいいですね。気持ちが先走って蓋を閉める前に一口飲んでしまいましたが、その後帰ってから飲むと、また違った味わいに。淹れたてよりも少しだけ時間を置いた方がよりコクを楽しめますので、ぜひ少しだけ待ってから飲んでみてください。


青の珈琲が出てから、セブンで珈琲を買う時は必ず(というか本社は他のコンビニの方が近いのにわざわざセブンに寄ってから出社するくらい)青を買っていて、在宅勤務になってからも子どもを保育園に預けたあとセブンに寄って、朝おやつとともに青を買っていました。

家にマシンも豆も、カップオン珈琲もあるのですが、朝は時間と心に余裕がありません。脳がキューっと萎縮するようなキンキン声で騒がれつつやっとの思いで保育園に預けたあとは、すぐに、美味しい珈琲で、ほっとひと息つきたいのです。しかも青を買うというプチ贅沢、ストレス発散です笑。

アイスコーヒーシーズンを終えてまた青の珈琲でプチ贅沢を楽しもうと思っていたのに…！

「すみませんもう販売終了しておりまして」

「え！えーーー！？…えー、どうしようかな…」

何度も落胆の声を出したあと、しぶしぶ普通のホットを、ラージで買う気が失せたのでレギュラーで買ってとぼとぼ帰った記憶があります。ネットでも残念がる声が多く、「手軽にスペシャリティ珈琲」の需要は結構あったようです。先日社内でマーケティング勉強会がありましたが、これが、顧客も知らない潜在的ニーズってやつですね。

ただ、今回の赤は、青よりも更に10円、つまり通常より20円高い設定。コーヒーマシンでの抽出が一杯120mlとすると、200gで1920円くらいのスペシャリティ珈琲豆を使うくらいの価格です。この価格設定がどう影響するか、興味深いことろですね。私は…赤を選びます。ああセブン戦略にまんまと笑。

私の予想ですが、次は黒で炭火焙煎×マンデリン(私の好きな豆)なのではと勝手に期待しています。マンデリンは独特な風味がマイナー層に好まれている(？)のですが、深いコクと苦みのため酸味がほとんどないので飲みにくさはないはず。でもマンデリンといってもピンとこないので炭火焙煎と宣伝することで、なんとなく冬に飲みたくなる作戦。今以上の豆を使って価格も上げるのは限界と思うので、風味を変えて他社との差別化を図る、なんてどうですかセブンさん！！声が届いているといな。来年の冬が楽しみです。

最後に、最近セブンのホットスナックコーナーに、焼きたてカレーパンがあるのをご存知でしょうか。気になって気になって、ついにこの前食べたのですが、さすがセブン、美味しかったです。焼きたてのカレーパン、なかなかいいですよ。ま、高カロリーと食べにくさから、肉まんに変わるブームにはならないかと思いますが。揚げないカレーパンならいいのかな。それはカレーまんだな。潜在的ニーズの把握って難しい。

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