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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

よし次

2021-02-05 11:34:59 | 日記
 SpaceXのロケット試験機が前回に引き続き着地に失敗して爆発した。しかしライブ配信のアナウンスは「今回も素晴らしい飛行だった」「着地を少し改善する必要があるだけだ」と述べた。
 
 なんという前向きな発言。アナウンスしているのはもちろんイーロン・マスクその人でも何でもない。宇宙と未来に向かって飛び立つ技術を開発しているSpaceX社の意気込みが、そう発言させているのだろうと思う。社内は今やる気がみなぎっているだろう。
 
 日本ではH2ロケットの後継となるH3ロケットが格納されていたコンテナが搬入先の種子島宇宙センターの敷地に入った所でトレーラから転げ落ちそうになるぐらい傾き関係者の肝を冷やした。飛び立つ実験を行う以前に壊れてしまっては前向きな発言をしたくても口惜しさがにじむだけだ。しかもSpaceXのような潤沢な資金と開拓精神に支えられているわけではない日本のロケット開発ではなおさらだ。
 
 新型コロナで、あれもこれもダメと規制されている世界の空気を大きく変えるのは、生活の中の小さなイノベーションではなく『宇宙開発』という世界が注目する大きなイベントだろうと思う。もちろん気候変動を抑止する技術革新や生活の見直しは注目に値する最も重要なことではある。だが人には未来に向けた熱い希望や夢がどうしても必要なのだと思う。
 たった今世界中の格納庫でロケットエンジンに取り付いて調整や試験を行っているエンジニアの皆さんには、是非今年、世界を熱狂させる成果を上げて上げて欲しいと心から願っている。
 
 子供のころに見たり感じたりした世界の空気は、その後大人になってから知らないうちに言葉や態度になって外に出て来るものだと思う。企業でも社会でも同じだ。矛盾は抱えながらも夢ではちきれんばかりになった企業に入社した新人は、その後紆余曲折があったとしてもいずれその空気をまた体からほとばしらせる日が必ず来る。コロナであらゆることを規制されてもなお強く前向きな空気と姿勢を持った大人たちに囲まれて育った子供たちと、そうでない子供たちでは次の世代のさらにその先が大きく変わって来てしまうように思える。
 
 チャレンジした結果に「今回も素晴らしい飛行だった」と言える前向きさ。私は好きだ。(三)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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