前回二十四節気について書いたばかりだが、今日は「処暑」。暑さがやみ、朝夕の冷気が加わり涼風が感じられる頃。暦の通り暑さも和らぎ、多少秋の雰囲気を感じられるようになった。また残暑が戻ってくるようだが、「いつもと違う夏」の終わりは近くなっているようだ。
先日夏休みを利用して高尾山に登ってきた。ここ十年ばかりは毎夏の恒例行事となっている。ここ数年は登山ブームもあり、登山道を埋め尽くすほどの混雑ぶりだったが、タイミングが良かったのか、例年ほどの人出は無く、比較的ゆっくりと楽しむことが出来た。
朝少し早めに起きて電車で高尾山口まで向かった。駅から降りると、おなじみの巨大な天狗の面が迎えてくれる。駅前の広場は多くの登山客で溢れている。駅側のお店で、お昼ごはん用にオニギリを仕入れて登山口へ向かって行った。
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しばらく行くと清滝駅に到着する。以前は登りはリフトかケーブルカーを利用していたが、子供達が大きくなってからは、全く乗らなくなった。駅を横目に1号路(表参道コース)を使って登って行く。1号路は比較的初心者向けのコースであるが、リフトの到着場所である山上駅までの間は非常に傾斜がきつい。下がアスファルトであるため、かえって足の負担も大きく、山上駅についた頃には汗だくになってしまった。山上駅を抜けた後は、男坂を除き比較的緩やかな坂が続いている。高度も上がっているため、汗をかいても涼しげな山の風が体を冷やしてくれる。ゆっくりと周りの緑を楽しみながら、薬王院へ進んでいく。
薬王院は正式名称を「高尾山薬王院有喜寺」と言い、開山以来、1,260余年の歴史を誇っている。高尾山の象徴とも言える天狗は、本尊の飯縄大権現の眷属として衆生救済の利益を施す力を持っていると言われている。長い歴史の中で作られていった重みのある情景が体全体を包み、身を引き締める。お参りを済ませた後、お店でお守りやお土産を購入した。ここでは必ず「天狗梅」を購入している。天狗梅は普通の梅干に比べて塩分がかなり強めで、かつ水分も飛ばしてあるため、普通の状態ではとてもそのまま食べられるような物では無いが、汗をかき塩分不足になっているときに食べると非常に美味しい。機会があれば是非試してもらいたい。
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薬王院をさらに登って行くとようやく山頂に到着する。月並みではあるが、山頂での食事は本当に美味しい。簡単なオニギリがどんな食事よりもすばらしく感じられる。舌だけでなく、体全体で味わっているためかもしれない。健脚の人達はそのまま陣馬山に向かうが、我々は食事後6号路(びわ滝コース)を通ってふもとへと向かった。
6号路は比較的道も狭く傾斜もきつめであるが、沢沿いを歩くため、とても景色の良いコースである。沢を流れる水は非常に透明で冷たい。中腹にある広めの沢でゆっくりと時間を取り、子供と一緒に沢遊びを行った。さわやかに流れる水の音、様々な鳥の声、冷たい水に足を付けながらのんびりとした時間を過ごすことが出来た。
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山道を降りていくと段々と湿気を感じるようになり、下界に降りてきたんだなと実感する。清滝駅に到着すると、高尾山にあるビアガーデンを目指して、これから登ろうとしている人達で溢れていた。
だらだらと書いてしまったが、たまには山登りも非常に楽しい。疲れた帰りの電車での居眠りも、また格別である。
(菊)
monipet
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
先日夏休みを利用して高尾山に登ってきた。ここ十年ばかりは毎夏の恒例行事となっている。ここ数年は登山ブームもあり、登山道を埋め尽くすほどの混雑ぶりだったが、タイミングが良かったのか、例年ほどの人出は無く、比較的ゆっくりと楽しむことが出来た。
朝少し早めに起きて電車で高尾山口まで向かった。駅から降りると、おなじみの巨大な天狗の面が迎えてくれる。駅前の広場は多くの登山客で溢れている。駅側のお店で、お昼ごはん用にオニギリを仕入れて登山口へ向かって行った。
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しばらく行くと清滝駅に到着する。以前は登りはリフトかケーブルカーを利用していたが、子供達が大きくなってからは、全く乗らなくなった。駅を横目に1号路(表参道コース)を使って登って行く。1号路は比較的初心者向けのコースであるが、リフトの到着場所である山上駅までの間は非常に傾斜がきつい。下がアスファルトであるため、かえって足の負担も大きく、山上駅についた頃には汗だくになってしまった。山上駅を抜けた後は、男坂を除き比較的緩やかな坂が続いている。高度も上がっているため、汗をかいても涼しげな山の風が体を冷やしてくれる。ゆっくりと周りの緑を楽しみながら、薬王院へ進んでいく。
薬王院は正式名称を「高尾山薬王院有喜寺」と言い、開山以来、1,260余年の歴史を誇っている。高尾山の象徴とも言える天狗は、本尊の飯縄大権現の眷属として衆生救済の利益を施す力を持っていると言われている。長い歴史の中で作られていった重みのある情景が体全体を包み、身を引き締める。お参りを済ませた後、お店でお守りやお土産を購入した。ここでは必ず「天狗梅」を購入している。天狗梅は普通の梅干に比べて塩分がかなり強めで、かつ水分も飛ばしてあるため、普通の状態ではとてもそのまま食べられるような物では無いが、汗をかき塩分不足になっているときに食べると非常に美味しい。機会があれば是非試してもらいたい。
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薬王院をさらに登って行くとようやく山頂に到着する。月並みではあるが、山頂での食事は本当に美味しい。簡単なオニギリがどんな食事よりもすばらしく感じられる。舌だけでなく、体全体で味わっているためかもしれない。健脚の人達はそのまま陣馬山に向かうが、我々は食事後6号路(びわ滝コース)を通ってふもとへと向かった。
6号路は比較的道も狭く傾斜もきつめであるが、沢沿いを歩くため、とても景色の良いコースである。沢を流れる水は非常に透明で冷たい。中腹にある広めの沢でゆっくりと時間を取り、子供と一緒に沢遊びを行った。さわやかに流れる水の音、様々な鳥の声、冷たい水に足を付けながらのんびりとした時間を過ごすことが出来た。
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山道を降りていくと段々と湿気を感じるようになり、下界に降りてきたんだなと実感する。清滝駅に到着すると、高尾山にあるビアガーデンを目指して、これから登ろうとしている人達で溢れていた。
だらだらと書いてしまったが、たまには山登りも非常に楽しい。疲れた帰りの電車での居眠りも、また格別である。
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