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「学生を守る会 大学入学共通テストから」

 10月29日に、Change.org というサイトから私に届いたメール。

 「2020年度に実施されようとしている大学入学共通テストは、様々な問題を抱えていますが何の解決もないまま強行されようとしています。これを阻止すべく立ち上がりましょう。

主張の骨子は以下の通りです。
•学生のために大学入試を考えること自体には賛成
•しかしながら、現在決まっている共通テストは致命的な欠陥が多すぎて改革になっていない
•そもそも、現行のセンター試験は極めて洗練された方式であって、拙速に変える必要はない
•本当に学生のことを考えるのであれば、実施を延期してゼロベースで再検討すべきだ

共通テストの問題点は何でしょう。挙げるときりがありませんが、その中でも特に深刻なものをいくつかご紹介します。
1.記述の採点基準が統一できない
2.採点の質が担保できない
3.民間試験の導入により、家庭の経済状況が点数に反映されやすくなる
4.民間試験の導入により、学生の能力が平等に判断されない
5.既に約1年前なのに、決まっていないことや開示されていないこと等が多すぎる
6.当事者はこんな試験を求めていない
7.なぜセンター試験+二次という現行制度ではいけないのか疑問」

 もちろん、賛同のクリックを押した。問題点の詳しい内容についてはこちらで読めるが、このキャンペーンを運営しているのが、高校2年生であるというのには少々驚いた。萩生田という男の発言が図らずも上記の問題点2と3を裏付けたようで思わず笑ってしまうが、この国の将来を担う若者の悲痛な訴えが愚かな文科大臣には届きそうもない。
 とは言え、一人でも多くの賛同者が増えれば何かが起こるかもしれない。

 「共通テストは欠陥ばかりでメリットはほぼありません。「学生のために入試を改革する」という姿勢には賛成ですが、この共通テストは一切学生のためになっておらす、改革もできていません。大学入試は学生の未来を決めてしまうかもしれないものです。中途半端に実施していいことは一つもありません。まずは一度ゼロから考え直すことが重要です。ぜひこの活動にご理解とご協力をお願いします」

 という結びの言葉に賛同されるなら、ぜひ上のサイトで賛同のクリックを!!(ツイッターはこちら




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