毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
渡辺名人の観戦記
5日に藤井二冠が豊島竜王に敗れて6連敗となったのはあまりに衝撃的だったので、それ以来将棋の話題は避けていた。ネットで藤井二冠の話題を見かけてもスルーするばかりで、豊島戦のことは意識的に忘れようとしていた。
しかし、今朝、たまたま渡辺名人のその一戦についての解説が目には入ったので、さすがに彼の言葉には触れておこうと思って読んでみた。すると、なんとなくこのところモヤモヤしていた気持ちがスッと落ち着いたので、いかにその解説を載せておく。
『熱戦でした。特に中盤は内容が濃く、52手目の△8五歩が藤井2冠らしい強手で流れを引き寄せました。あのまま藤井2冠が勝っていたら、この一手を挙げるつもりでした。
60手目あたりから藤井2冠が優勢で、決め手がありそうな局面。詰将棋解答選手権5連覇の実績が示す終盤力を誇る藤井2冠です。ところがなかなか土俵を割らない豊島竜王の粘りに焦ってきた。
そのこと自体、あまり見たことがない。少なくとも、私との対局では見なかった藤井2冠の姿でした。
勝負の分かれ目として挙げたいのが107手目▲1五角(A図)の直後。藤井2冠は△1九金と豊島陣の香を取りましたが、ここは△3九飛が有力で以下、先手にも▲3七歩の粘りがあって簡単ではないものの、後手の勝ち筋でした。
▲1五角の時点で藤井2冠には3分、残り時間がありましたから、読み切るのだろうと思って見ていました。終盤で抜け出したらそのまま押し切ることが多いですし、苦手意識というのもあるのでしょうか。
特に注目度の高い藤井2冠の対局ですから、皆さん連敗していることは報じる。過去5連敗はインパクトのある数字だし、本人も気にしていたと思う。それを払拭(ふっしょく)するためにも早く1勝を挙げたかったでしょう。いつか途切れるのでしょうが、続いている間はプロ同士でも、相性は気になるものです。』
さすが渡辺名人。確かに相性の悪さはあるのかもしれないが、いつしか乗り越えられる。そんなエールを送ってくれた。
私も切りかえて今まで以上に応援していこう!
頑張れ、藤井二冠!!
しかし、今朝、たまたま渡辺名人のその一戦についての解説が目には入ったので、さすがに彼の言葉には触れておこうと思って読んでみた。すると、なんとなくこのところモヤモヤしていた気持ちがスッと落ち着いたので、いかにその解説を載せておく。
『熱戦でした。特に中盤は内容が濃く、52手目の△8五歩が藤井2冠らしい強手で流れを引き寄せました。あのまま藤井2冠が勝っていたら、この一手を挙げるつもりでした。
60手目あたりから藤井2冠が優勢で、決め手がありそうな局面。詰将棋解答選手権5連覇の実績が示す終盤力を誇る藤井2冠です。ところがなかなか土俵を割らない豊島竜王の粘りに焦ってきた。
そのこと自体、あまり見たことがない。少なくとも、私との対局では見なかった藤井2冠の姿でした。
勝負の分かれ目として挙げたいのが107手目▲1五角(A図)の直後。藤井2冠は△1九金と豊島陣の香を取りましたが、ここは△3九飛が有力で以下、先手にも▲3七歩の粘りがあって簡単ではないものの、後手の勝ち筋でした。
▲1五角の時点で藤井2冠には3分、残り時間がありましたから、読み切るのだろうと思って見ていました。終盤で抜け出したらそのまま押し切ることが多いですし、苦手意識というのもあるのでしょうか。
特に注目度の高い藤井2冠の対局ですから、皆さん連敗していることは報じる。過去5連敗はインパクトのある数字だし、本人も気にしていたと思う。それを払拭(ふっしょく)するためにも早く1勝を挙げたかったでしょう。いつか途切れるのでしょうが、続いている間はプロ同士でも、相性は気になるものです。』
さすが渡辺名人。確かに相性の悪さはあるのかもしれないが、いつしか乗り越えられる。そんなエールを送ってくれた。
私も切りかえて今まで以上に応援していこう!
頑張れ、藤井二冠!!
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