気の荒い爺様でしたが、婆様に手を挙げることは唯の一度も。(写真は客殿の達磨、爺様似) 2016-12-23 15:40:03 | 法話 大戦中満州で数百人の若衆を束ね土建業親方をしていた気の荒いわが爺様でしたが、婆様の手荷物は如何なる物も常に爺様が。「頭が高いという人間は案外に力量がない。ないから威張った態度で威嚇する。弱い犬ほど良く吠えるもんだ。本当に力のある者は弱い者の下に身を置いて支える」が常に口癖でした。
人間、死ぬ時は死ぬ。神仏に願おうが、験担ぎをしようが。 2016-12-23 06:58:00 | 法話 岡山藩主池田光政公は祖父が蕗畑で戦死した事より一切蕗を口に。家老が「米だったら殿は今頃は餓死を」と。若い漁師に老人が「お前の親父は漁に出て死んだ。何故そんな恐ろしい海に出るか」と。「爺様の親父は布団の上で死んだんだろ。何故毎日その恐ろしい布団で寝るか」と返した。ゲン担ぎも程々に。