1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

死に際の姿が子や孫や第三者に与える影響は多大にて。

2016-12-11 16:07:54 | 法話
‪癌末期の父に「俺の命は」と聞かれ「あと半年」と即答。しばし目を閉じた後「半年なら急がんといかん」と私に寺経営の伝授を。あとは孫相手にのんびりと。「死ぬの怖くないの」と尋ねると「怖くない人間なんかおるか。初めての経験は何にしても不安だ」と。最期は「世話になった」と笑顔で他界。見事。‬

「私は信仰心がないから先祖の供養なんて」という人が。違いまっせ。(写真は報恩講法要)

2016-12-11 06:55:43 | 法話
‪先祖供養意義を問う若者に「信仰とは私達僧侶の話を聞き『そんな考え方も、物の見方も』と参考にするもの。決して鵜呑みにしては。人は十人十色、人生は別。指導者は絶対では。が、先祖の供養は信仰じゃ。命を流してくれた人に感謝するは当たり前。信仰心と先祖を敬う心をごっちゃにしたらあかん」と。‬