1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

育てられた経験しかない者が親に。さあ、爺じ、婆ば、出番でっせ。(写真は檀家爺様と孫)

2016-12-12 16:37:32 | 法話
‪講演で「孫育てに力を」と。「口出すな、と息子に」と老人達が。「だから世が大変な事に。皆さん方が育てたアホなわが子はほっときなはれ。同じ人間を作ったらあかん。目を閉じる時『何故あの時孫に』と後悔しまっせ」と。若手には「親に生き甲斐(孫育て)を与える為アホな子を演じる事も親孝行」と。‬

人は二度死ぬ。一度目は実際の死、二度目はこの身を知っている人達が死ぬ時。

2016-12-12 10:39:12 | 法話
‪檀家老男性が「住職、人間死んだら終いよ」と。「まあ、ある意味ではね。人間最期は必ず死が。その死が『終いよ』と無意味なものなら人は無意味なものに向かって歩いてるんだ。じゃ何故一生懸命働き、子育てしたの。人の最期が無意味な幕なら好き勝手に生きりゃいいじゃん。何故そうしなかったの」と。‬