1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 諺に『親の因果が子に報う』という言葉が。良い事も悪い事も、それなりに子に流れていく。水は高い所から、低い所に。

2024-11-17 17:51:45 | 法話

【臨時法話】


昨日(日曜日)、結婚に躊躇している檀家30代男性の話を1時間程聞きました。その話を聞きながら、以前(数年前)、法話の読者が胸の内を淡々と述べてきた話を思い出し、その話を拙僧、この檀家30代の男性に。「その読者男性は拙僧に『吉本興業の坂田利夫さんが、生涯結婚をしない、と決めた理由は、自分が、アホ、と言われるは構わない。が、わが子が、アホの子供、と言われるは、可哀想過ぎるから、と言われてました。親の因果が子に報う、という言葉がありますが、私は就職の時にも、結婚の時にも、この親の子供か、が理由で駄目になりました。今は情報を得ようと思えば、結構簡単に手に入る時代ですもんね。それが犯罪ともなれば、尚の事ですよね。が、捨てる神あれば拾う神ありで、親は親、子は子、と判断してくれる人との縁が幸運にも貰え、就職も、結婚も。腐らず、真面目にやっておれば、きっと誰かが見てくれている、と信じて。私は、運も良かったと思います』と、その様に読者の男性が言ってたよ」と。


続けて拙僧、檀家30代男性に「君と少しだけ境遇が似てるだろ。他にも事情はそれぞれ違うが、気の毒な家庭環境の中で生活している子供が、檀家の中にはリアルタイムで何家かある。嘗ては、気の毒な環境を乗り越えられた者も、乗り越えられなかった者も。乗り越えていった人達は皆、葛藤しながらも、自分で切り開いていったかな。挫けそうな時には拙僧のところに来て、鬱憤(うっぷん)をぶちまけていたが。黙って聞く事ぐらいなら拙僧にも出来るから、遠慮せずにお寺においで」「有難うございます」と、この男性が。


【付録】

拙僧はこれまでに、約10年間でSNSに3000話の長短法話、また、法話の本を3冊、世に出させて頂きました。そのご縁がきっかけとなり、テレビ(約半年、週1回)、ラジオ、新聞、雑誌などや、教育委員会、学校、幼稚園、病院、老人ホーム、デイサービス、町内会老人の集い、倫理法人会、他宗寺院、葬儀斎場、社員研修などへの講演(北九州在住の拙僧が、遠方では九州南部、関西、関東、北陸、東北まで。尚、檀家は千葉県にも)にも呼んで頂き、方々で法話交流を。あらゆる話とまでは言えませんが、様々なジャンルである程度(仏教仏事系の他にも、癒し系、漫談系、人生系、目から鱗系、子育て系など)の話が出来ると思いますので、何かのお役に立ちそうでしたら、時間調整の許す限り、集いの大小問わず(参加者数人でも)足を運ばせて頂きますので、お気軽に、facebook、X、Instagram のメール(コメント欄)で、お声を掛けてくださいませ。勿論、この様なお話でいいなら、でございますが。拙僧も今年で62歳です。父親の他界年齢を基準にすれば、あと僅かに10年。これより先の残された時間は、1人でも多くの人のお役に立てれば、との思いです。『今、自分に出来る事を、今やる』ですね。


下記で拙僧の過去の法話を読む事が出来ます。興味がございましたら、是非。


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【追伸】尚「法話が長い」と不快感を示されておられる方々には、大変心苦しく申し訳ないので、拙僧の法話が目に入らない様に『ブロック』をさせてもらっております。楽しみにされている方々もおられますので、ご理解頂きまして、それでどうか、ご容赦くださいませ。


次回の投稿法話は、11月20日になります。






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