1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 いや、いや、いや、いや、凄いや、矢沢永吉さん。デビュー50年、73歳。拙僧父(先代)が他界した年齢だが、まだまだ、大丈夫です。

2022-09-18 21:53:40 | 法話
福岡の法話読者が「昨日の18日は福岡で3つのコンサートが予定を。が、小田和正さんと高橋真理子さんは、前日に中止を決定。が、矢沢永吉さんは当日まで粘って決行。『帰る時に安全を確保出来る方はご来場を』と。判断が遅いと数多の文句が。が、観客も大人なんだから、どんな判断が出ようと、それはそれで」と。

【追伸】
この読者に「そうですよね。主催者側はファンの事を1番に考えて色々熟考を。中止にした小田さんも高橋さんも正解、決行した矢沢さんも正解、呼ぶも来るも自己責任、強制された訳ではないんだから。実は拙僧夫婦も昨日、その矢沢永吉さんのコンサート会場に。息子がチケットを取ってくれていたので。『観客は減るだろうね』と夫婦で話していたが、ほぼ満席。北九州から福岡へ向かう高速道路で『台風なんか、なんぼのもんじゃ』と言わんばかりに、大雨の中を制限速度以下の安全運転で、矢沢永吉さんがプリントされた車が何台か。矢沢さんは今年で、デビュー50周年と。73歳とは、拙僧父の他界の年齢。拙僧はまだ還暦。コンサートを見ながら、自問自答をさせられた。氷山は、海面上に出ているは2割、海面下には8割の氷が。海面上がコンサート、海面下が努力かな。帰りは、高速道路全線通行止めにて、福岡から北九州まで国道を。さて、朝起きて、お寺の境内を見渡しにいくと、木の枝が折れ、様々の物が散乱、壊れた箇所も少々。が、大きな被害は。ほっとしました。台風は怖いですね。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 戦争経験者の爺様が「平和な国で、危機管理能力の欠如を如何に訴えても、まあ、無理かな。全て、対岸の火事、だもんな」と。

2022-09-16 15:11:16 | 法話
読者男性が「朝ドラ再放送『芋たこなんきん』で癌末期で体力低下の夫役の國村隼さんに、妻役の藤山直美さんが『何か話して』と何度も。あれ、結構辛いのよ。私も癌闘病ではなかったが重病入院してた経験があるから、声が出せないんだよな。ドラマ時間配分の都合があるはわかってるんだが、思い出してしまって」と。

【追伸】
この読者男性に「拙僧、今日まで900人以上の葬式、それ以上の人の『生き死に』と関わりを。私自身も11歳まで小児喘息で、チアノーゼ症状が出る程に病状が酷く、年間3分の1は呼吸が苦しいため、座椅子で睡眠を。そんな状態の時に『大丈夫ね、辛くないね、どうね』の問い掛けに答えるは、結構辛かった。そうした経験があるので21年前、末期癌闘病中の父の看病をしている時には、父の方から声が掛かる以外は、拙僧から語り掛ける事は一切。自らがその辛さを経験してないとわからない境地だもんね」と。「安楽死、尊厳死の話が、時々日本も議論に上がるでしょ。あれもですね、健康な人達が議論するから、結局、根幹に迫れないんだよね。憲法改正も同じ。平和な国で危機管理の話は無理かも。国が実際に脅かされるまで、この話は進まないでしょうね。手遅れにならなければいいが」と。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2413話目】 萩本欽一さんが「石の上にも三年は、普通の努力。人よりも上に行こうと思うなら、石の上にも五年、かな」と。

2022-09-15 14:51:37 | 法話
結婚相談所を通じての相手を悉く拒否する女性に「たった1、2回のデート、たった数回のメールやり取りで『私はこんな人間』と相手に理解させる事が出来るかい」と尋ねると「そんな事、無理ですよ」「だろ。なら、付き合いの浅い内に『あの人はこんな人間』と決め付けちゃ、あかんやろ」と。昨今、こんな話が多い。

【追伸】
この女性に「こんな道歌があるんだけどね。『手を打てば、はい、と答える、鳥逃げる、鯉は集まる、猿沢池』と。奈良に猿沢の池という所があってね。池の周りには宿屋が沢山あって、そこで手を『パン』と打てば、接客係の女性は『はい』と答える。が、その『パン』の音に、鳥は驚いて逃げ飛んでいく。が、鯉は、餌が貰えると思って、集まってくる。『パン』と手を打っただけで、これだけの受け取り方がある。拙僧が何を言いたいか、わかるよね」と。
【追伸】
般若心経の中に『眼耳鼻舌身意』なる文言が。簡単に言えば「見たいものだけ見る様な目なら、そんな目なんて要らない。聞きたい事だけ聞く様な耳なら、そんな耳なんて必要ない。言いたい事だけ言えば、それで事が済むんかい。したい事だけすれば、それで事が済むんかい。世の中(人間社会を含)は、そんな自分に都合のよい世界じゃなかぞ」と。

人材育成(教育も含)は、国の根幹。







【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 国葬出席拒否の野党の皆さん。本当にそれでいいんですか。外国からのお客さんに対して、失礼になると、本当に思わないんですか。

2022-09-12 22:25:41 | 法話
知人の娘が「私が勤める医院の70代医師の娘さんが他界を。息子(大病院勤務医、他界の娘の兄)夫婦と子供が関東から福岡の通夜会場に顔を。受付している私達看護師、会葬に来られた他医師達にも、挨拶もお礼も言わず、滞在時間5分程でホテルに戻った。皆々、顔を見合わせ、呆れた顔で苦笑いを。凄いでしょ」と。

【追伸】
この医院の家族、恐らく、何かしらの理由があっての事かと。が、会葬者には関係のない事。受付をされた看護師さん達が謝罪して回ったとの事。安倍元総理の国葬の国内状況(反対運動、国会議員出席拒否)を見ていて、数年前のこの医院の葬儀の話を思い出した。国葬欠席を表明している野党の面々、本当にそれでいいんですか。数多の外国要人が来られるのに、迎える側の議員がそんな失礼な態度をとって、本当にいいんですか。考え直された方がいいんじゃないですか。一般の葬式でも、そんな失礼な態度を施主側(迎える側)が取ったら、後々の交流に支障が出てきますよ。拙僧、他人事ながら、心配になる。日本の将来も。




【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に。2412話目】 ここ数年、日本の出生数は年間約80万人。単純計算で100年後は人口8千万人。が、国の予想では50年後にはその数字に。

2022-09-11 20:26:30 | 法話
20代男性が「僕は専業主婦を望む女性を妻にしたい。こんな事を言えば『時代錯誤』と文句を言う女性が沢山出てきそうですが、その様な女性は、僕の様な考えを持たない男性と結婚して頂ければ。会社でも外勤、内勤があるでしょ。家庭も1つの会社と想定したら、家事、育児は、立派な内勤。家庭の繁栄は夫婦で」と。

【追伸】
この男性が「専業主婦を望む女性は、年代別調査から見ても30%前後の数字を。調べ方にもよるでしょうが、だいたいこの割合みたいです。という事は、3人に1人は家庭を守っていく事に違和感を感じてない女性がいるという事ですよね。その様な女性との縁を僕は望んでいます」と。「昨今では、珍しい考え方だね」「僕の両親が手本です。父も母もお互いがお互いを尊敬し、仕事に優劣を抱かない人達。父は持って帰ってくる給料は全て、母に渡しておりました。父は貯金の額さえも知らない様でした。母は質素倹約で、コツコツと貯蓄を。私にとって両親は、理想の夫婦像なんです」と。こんな女性と結婚したい、という若者の話を聞くと、ホッとする。