1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話】平和な国の日本人が「米国は、銃社会を止めてしまえば、銃による悲劇は無くなるのに」と能天気な事を。平和な国で、危機管理の話は無理。銃撤去の法律が出来ても、皆、隠し持つ。自分の命が危険に。

2022-09-05 14:20:12 | 法話
檀家爺様が「番組『そこまで委員会』で『ウクライナは、千発以上の核弾頭を所有していた。それを全て放棄した国を、ロシアは核弾頭で脅しを掛けてきた』と。わしなりに調べた。ウクライナは1991年、ソ連から独立した時点では軍事大国の1つ。当時、世界第3位の規模の核兵器保有国。その国が今、この様に」と。

【追伸】
この爺様が「当時、米英露は、経済制裁や国際社会からの追放で脅しを掛け『ウクライナの領土的統一と国境の不可侵を保障する』という内容の議定書(守る法的義務のない議定書)を作成。ウクライナは苦しい立場から、無条件に3年間で、全ての核兵器(他にも、戦車6500輌、戦闘車両7000輌、大砲7200門、軍艦500隻、軍用機1100機なども)を放棄する決断を下したと。その結果、30年後にウクライナは、この有り様。わし独自の調べだが、この流れで間違ってないかな。外堀、内堀、埋められて、残ったは裸の城だけ。まるで、大阪冬の陣、夏の陣。憲法改正を反対している大人達は、この現状をどうみてるんだ。『日本の30年後なんて、どうなろうと、知った事か』なのかな。結局、子や孫らにそのツケが回っていくのか。『戦争をしたくないから、国力を付けてくれんか』と願う考え方は、間違ってるのか」と。

産経、FNN 、合同世論調査