美空ひばりさんの最後のステージは、平成元年2月7日、北九州小倉九州厚生年金会館。拙僧夫婦は、ひばりさんステージの1年前に、そこで結婚式を。肝硬変で立つもやっとの状態で20曲を熱唱。『川の流れのように』が最後の曲に。そのまま入院。4ヶ月後、52歳という若さで他界。43年間の歌手生活に終止符を。
【追伸】
ひばりさんは最期の最期まで、歌い切って人生を終えられましたね。先日も最後のステージの追悼番組が。博多でのステージの後、ヘリコプターで小倉に。初めてヘリに乗られたとの事。80キロの車移動が出来ずに。小倉の会場では、僅か2段のステージ脇階段も、人に支えられないと足が上がらない状態、それでもステージに立ったら、その体調を全く観客に悟られる事なく熱唱を。が、歌い終わった直後、マイクを置く瞬間に口を一文字にさせて、首を少し振った表情(納得のいく歌をお客さんに届けられてない)を見せたを、この追悼番組は捉えていた。それでも、命を削って頑張ったは、息子(ひばりさんの弟の息子を養子に)を一流のプロデューサー(息子さん本人の希望)に育て上げる為。息子さんは当時、若干17歳。
ひばりさんは、様々色々言われた人ですが、一般庶民にとっては、ひばりさんの実生活と何の関係が。人がそう動くからには、そう動くだけの理由が。人にはそれぞれ事情が。事情の塊が人間にて。文句言いというは、その知識の乏しい人達が大半にて。歌でどれ程に癒され、力付けてもらえた事か。政治家さん達も同じ。品行方正で仕事の出来ない人よりも、少々ヤンチャでも、仕事の出来る人の方が。日本を取り巻く状況を考えると。あくまでも、個人的意見ですが。