夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

 「心の掃除の上手い人下手な人」 斉藤 茂太 著  より 

2008-05-30 19:27:13 | Weblog

   1昨年亡くなり、精神科医でエッセイスト斉藤 茂太氏のエッセイです。
    難しくもなく、楽しく読めました。
                                

     「心の掃除」としたことについて、掃除といえば、部屋や庭の掃除と言うことに
    なるが、「心の掃除」もやっておきたいものだ。

        「イライラ」や「ベソベソ」・「グズグズ」することもなく
    「すっきりとした気持ち」
 で過ごしたらどんなにいいか。

   こんな言葉も聞く、
    「家が散らかっているのは、心が散らかっているから」と。
         「心のありようは、部屋の整理整頓、片付けぐあいでわかる」と。

        自信のなさ、心の戸惑い、無気力、コンプレックス、品性の欠乏などで
     恐れる心が知らずにイライラやベソベソ、グズグズを生み出している。
     これらから抜け出すためのヒントとしての本書で、誰にも引け目を感じずに
     明るく、はつらつと生きていきたいもの
     6章から書かれていますが、各章少しだけ抜粋

       第1章 「明るい自分」は朝つくられる

   あいさつひとつで、心も一つになる
   人への思いやりが、自分を明るくする
      上手くいけばよし、失敗しても悪くない
       「明るい人」に近づき「明るい自分」になる

       第2章 「力を抜く」と力が生まれる

    「相手の性格は変わらない」
       粋な人には「宵越しのぐち」を持たない
       暇人になるな、自分を忙しくさせなさい

       第3章 がんばる人は、がんばり過ぎない

     「~しなくては」の気持ちが自分を窮屈にする
        がんばり過ぎない智恵を持とう
        「楽しいこと」なら、頑張りすぎもOK

       第4章 前向きな人は、失敗から学ぶ

    過去は変わらない、未来はわからない
        「とりあえず」と言う軽い気持ちで始めよう
        歩みはのろくても、「着々一歩」を重ねよう

       第5章 「自分を好きな自分」をつくる

     人を喜ばせる「自己満足」なら大いにすべし
         「憧れの人」が自分を鍛える
         「人のため」が「自分のため」に変わる喜びを


       第6章 「幸運な人」は、その準備ができている 

         表情の「生き生き」が、運も人も引き寄せる
         ミスや不運を引きずる人は、自ら次のミスや不運を招く
         「今が絶好調」の時ほど、慎重であれ