「アメリカくしゃみをすれば日本が風邪をひく」と経済事情でよく言われ
ますが、年末になり益々寒さを感じる経済事情です。
毎日の如く突然の首切り、リストラ、採用取り消しなど、深刻なニュースが
流れます。特に派遣社員に至っては身分保障(保険制度・失業保険など)
が殆どなく、住宅さえ追われる立場です。
ここ2,3年は正社員としての雇用が少なくなり、アルバイト・臨時社員、
派遣 等で、いつでも首を切れる採用のあり方になっています。
「世界のトヨタ」と言われるほどのトヨタ自動車でさえ、販売数のダウンで
生産ラインを縮小、関連企業はもとより、大手企業も追って測るべしの態
です。
これからの寒空に職場、住宅を追われ(退去)途方にくれる人達、政府
もいくらかは援助(雇用対策)と言っていますが、なんとも切ない年末です。
それでも日本は歳末ともなれば商戦たくましく、多くの人が売り場に群がり
ます。小売業者も低価格を呈して必死の売り込みです。
ガソリン価格が下がったことはありがたいです。8月に181円だったのが、
12月10日に入れたときは115円、そして今日スタンドの前には108円の
表示があり、価格差の大きさには驚きでした。