室町時代から続いている日本三大御田植祭の一つ、磯部町の伊雑宮
(いざわのみや)の御田祭が今日行なわれました。(無形文化財指定)
梅雨時期ともあり、天気が心配でしたが、見事晴れ上がり大勢の観客で
祭典も儀式に則り盛大に行なわれました。役人(やくびと)は町内各区が
輪番で、今年は 山田地区と沓掛地区が当番でした。
先ずはお参りを
儀式は午前11時ごろから始まりますが、先立ち竹取神事行なわれました。
忌竹(竹の先に太一と書かれた大団扇が付いていて、縁起物の竹)を奪って
の裸の男たち40人の泥んこ合戦です。 奪った竹は近くの川に運び笹竹に
分けて、船のへさきに立てると大漁とか・・・・
竹取神事を待つ間の太鼓打ちの童子
竹取の後,地ならしをし、笛や太鼓、鼓、お囃子などの中、早乙女や立人に
よる田植えが行なわれました。
午後からは田植えの終わったことを神宮へ報告のための道中踊りこみの
行事がありますが、わたしは午前中だけ見て帰りました。
神宮から神田までの道路にはぎっしりと露天商が並び、子どもたちは
お田植えより買い物を楽しんでいました。
最近目立つこととして、老いも若きもカメラマンの多いこと、みなさん望遠
レンズのカメラを携えて撮影に必死です。 全く猫も杓子もと言いたいところでした