今日は三重県教文会館の石仏を訪ねる旅への2回目の参加でした。
会館前から三交八風バスに乗り一行39名で奈良生駒市平群(へぐり町)にある
金勝寺へと行きました。かなり急坂を上りました。 金勝寺本堂は鎌倉後期
行基の建立と言われています。中には薬師如来が三尊が祀られていますした。
本堂周辺には岸壁に磨崖仏が掘られていて、それらの説明を聞いたりカメラに
収めたりしました。
境内で椣(しで)の木と言う珍しい木を見ました。金勝寺は平群町の椣原と言
う場所にあるのです。
その後国道へ出て鳴(なる)川道を千光寺へと行きましたが、途中から道が
狭く大型のバスは入らないとの事で約3キロの道のり、殆どが坂道(杖持参で
助かった)を歩いて千光寺へと行きました。ここは役行者(えんのぎょうじゃ)に
よって開かれた寺で役行者の小角(おずぬ)がこの山にて修行したのでまたの
名を元山上とも言われています。
今日は一年に一回の紫灯護摩儀が行なわれていて、見学できる絶好の
チャンスでした。
境内には磨崖石仏群があり周辺の墓地にも多くの石造物が見られました。
石仏については殆ど何も知らないでしたが、参加のお蔭で十三仏塔や
十三重の塔などまた阿弥陀と地蔵尊など年代により異なることなど少し
勉強できました。
少々暑い日でしたが、天気に恵まれ、バス車中から若草山や生駒山など
も良く見え、楽しいガイドさんやお世話役の小林先生の説明など有意義な
一日を過ごさせていただきました。