我が地区の伊勢神宮の別宮伊雑宮が新たな御神殿、造営され先月28日
に遷宮が厳かに行なわれました。今日はそれを記念して市の民族資料館にて
皇學館大学の岡田教授による講演会が催されました。
磯部町の「磯部町史」の編纂にも関わられていて、資料は「史」に基づくもの
で、神宮の話となるとつい難い話となりがちですが、岡教授の話はユーモアを
交えて分かりやすく,伊雑宮の名前の由来や、この地に鎮座したことの根拠・
叉天照大神が 大日女(おおひるめ)の神で太陽である。伊雑宮は海に関与
して作られ最初は的矢ではなかったか?など・・・・・
遷宮の歴史は天平19年(747年)今から約1300年も前からであり、
造営は20年毎に行なわれている、戦後昭和24年のみがGHQ管下にあった
わが国では行なわれず29年となった。
わたしの場合は4回の関わりで子供の頃に伊勢市でお木曳きをしたことは
覚えています。多分24年に行われるためのお木曳きだったのでしょう。
本来は御遷宮に関わる行事はお祭りではなく、神宮の行事であるがいつ頃
からか、マスコミによる宣伝などもありイベント化されている。ちなみに御遷宮
の費用は570億円とか、安いか高いかは考え方による。我らが生活に提供
される全てにかなりの費用が要るが太陽の恵は無料であり、太陽に感謝する
と思えば・・・・・
神様への参拝は個人の願い事ではなく世界平和、五穀豊穣、子孫繁栄
など全てに潤うものでありこと・・・・
今年も後半月、新年には伊雑宮参拝もします。数多恵みくださる神に感謝
して、お参りをと思います。
1時間半の講演100名あまりの参加者でした。「なるほど」と頷きながら
耳を傾けました。