近所に住む80歳の同年の友Sさん、母親同士が従姉妹の関係にあり、長く
の付き合いです。一昨年は足腰の複雑骨折で2ヶ月ほどの入院生活でしたが、
今年は体を労わりながら大事にしてきました。わたし同様年令的にも、骨粗鬆
症があり、治療は続けています。わたしも医師の治療4年目に入っています.
お互い80歳の年令は、1年1年体の弱りがきていることを認めざるを得ない
と話しました。最近わたし達より 若い人が亡くなっていることで、自分達もその
時が近づいていると、・・・・・子どもを育てる時は子どものために、親を見なけ
ればならない時は親の介護のために死ねないと、・・・・・
しかし今は役目が終わり、ある程度気楽になり、さほど死が怖くなくなったね。
と、しかし生きている以上は子どもの世話にはなりたくないし、病気しない、転ば
ぬようにと心がけていきたいと2人の思いでした。
お正月を迎えるにあたり、器用なご主人が注連縄を作り、その他の飾り物は
自分で作り、お餅つきも息子夫婦が搗いてくれると、今年は藁で作る飾り物も
息子のお嫁さんに伝授するそうです。(息子夫婦は離れた所での生活ですが)
何でもスーパーに売っている時代ですが、やはり家族間で昔からの慣習
の伝承は失われつつある今、大切なことでしょう。Sさんは昔から子育てが
しっかりとしていて、子供達は別の職業にありながらも田んぼの仕事など毎年
手伝ってくれるそうです。”この親にしてこの子あり”でしょうか。
私自身家事もこなせる人は、社会人としての仕事もきちんとやれると
常々思っています。