姉の命日が12月26日(19年前)、父の命日が12月27日(52年前)
とそれぞれ忙しい年末に亡くなっています。葬儀はそれぞれ正月明けに行な
い姉の場合は1月半ばでした。(和尚さんの海外旅行のため)
共にかなり昔ですから、葬儀も前々日から多くの親戚が集り、葬儀の次の日
も花折りとなり、最低5日~5日はかかりました。その前でも火葬などで2日ほど
かかりました。今の様に葬儀社が無い時代でしたから、食べる用意だけでも
親戚の女性により準備でした。
今は病院から葬儀社へと言うのでさえあり、家に大勢が集ることは無くなり
ました。通夜と葬儀で弁当は葬儀社によって用意され、親戚の手伝いさえ無
くなりました。また最近では近親者だけの家族葬さえ増えてきています。
昨日は実家の甥が来て2人でシキビをたくさん携えてお墓参りをしま
した。我が地区では年末大晦日にはお墓参りをすることが慣わしとなって
います。新年に新しいお花を供えて偲び、ご先祖様への感謝でしょう。
父は69歳、脳卒中、約10ヶ月の家での介護。姉は64歳、肺ガン(転移性)
で約2年10ヶ月、出たり入ったりの病院生活の繰り返し、この地方でも珍しく
大雪の朝でした。雪の積もる中、親戚は病院へ駆けつけてくれました。今でも
感謝の思いです。
わたしは2人の年令をはるかに越しての現在です。せめてお墓参りいは
毎月の務めとしています。今年も寒い年末になるとの気象情報です