友だちふくちゃんが20年も勤めた学校が廃校となり、廃校式に参加したと
ブログで投稿されさびしい思いをしたと言うことでした。
止めどない少子化と過疎化に伴い、全国で公立小中学校の統廃合が進ん
でいる昨今で、 わたしの地方でもここ1~2年で公立小中学校が統廃合されて、
100年余り存続した学校の名前まで新しい名前の学校となっています。
1学年1学級以下は、多様な集団ができないなど教育上の課題が大きいとい
う考え方もありますが、自分の出身校がなくなると言うことは淋しい限りです。
戦後の団塊の世代が入学した時代に勤めたわたしでしたが、当時は全校数
1000人を超す学校もあり、1学年50名余りのクラス人数が4学級5学級とあり
それらの学校にかなり長く勤めたものでした。
校歌が制定されたのもその頃でしたから、行く学校、学校で新しく校歌が生ま
れましたが、統廃合によって校名が変われば歌い継がれた校歌も無くなるのか
と感慨無量です。
先日もテレビで「1人だけの小学校の卒業式」を見ましたが、10名足らずの
全校生に送られて上級生として胸を張っての姿に中学生になったら多くの友だ
ちと交わり立派な中学生にと拍手を送りました。