また 奥田英朗 著。
上下巻に分かれてますが
表紙を見てわかる通り
上巻は東京が舞台で 下巻は沖縄に移ります。
平たく言えば 家族の再生の話。
・・・いや、違う。
別に家族が破綻してるわけじゃないから
少年の成長の話・・か。
元過激派の両親を持つ子供たちの葛藤。
三人の子供のうち
真ん中で長男の二郎の目線から描かれています。
上巻では 困ったちゃんのお父さんが
沖縄に行った途端 ヒーローみたいに変身します。 (笑)
こんなお父さんも いいんじゃないか?
って 人ごとだから思いました。
これも既に映画化されてるようですが
トヨエツがお父さん・・・!?!?
ちょっとイメージがつながりません。
やっぱり本の世界のままでいようっと。
元気をもらえる お薦めの一冊、いや 二冊です。